月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)でヒロインを演じる沢尻エリカ(29)の復活が目覚ましい。
2007年の「別に」発言で顰蹙を買い、22歳差婚が話題になった高城剛氏との結婚生活もすぐに破綻するなど、波瀾万丈な人生を送っている彼女だが、月9という女優としての第一線に返り咲いた。
沢尻が演じるのは勝ち気な雑誌ライター。駅のホームで割り込み乗車した男を咎める主演の相葉雅紀に対して「あなたがとった行動は立派だったと思います」「それだけです。勘違いしないでくださいね」と上から目線で語るなど、ツンツンした役どころはまさに“エリカ様”の真骨頂だ。
ただ、カメラが止まると印象がまったく異なる。
「休憩時間には共演者だけでなく、下っ端のスタッフとも談笑するなど非常に社交的。現場に差し入れを持って来た時は“あのエリカ様が?”と驚きました」(ドラマ関係者)
一時期、仕事が激減したことで態度を改め、刺が抜けたのか。5月30日にはヒロインとして出演する映画『新宿スワン』が公開されるが、そこでもマイルドになっているらしい。
「原作は新宿の歌舞伎町を舞台に裏社会を描いた漫画で、沢尻が演じるのはシャブ中の風俗嬢。
となると、ヌードを披露した映画『ヘルタースケルター』並みの見事な脱ぎっぷりが期待されますが、セミヌードすらない。イメチェンを図った沢尻サイドの要望だったようです」(映画関係者)
周囲が戸惑う変わりっぷりに、恋人の存在を指摘する声は少なくない。私生活ではデザイナーとの交際が順調で、2年前に沢尻が購入した一軒家に実母を含めた3人で暮らしていることが報じられた。
※週刊ポスト2015年5月8・15日号