昨年、約10年間ぶりに芸能活動を再開し、再ブレイク中のヒロミ(50)。テレビ番組のレギュラーも多数抱え、今ではその姿を見ない日はないほどの活躍ぶりをみせている。とはいえ、視聴者にとっても10年のブランクは大きい。若い世代の中には、『ボキャブラ天国』シリーズ(フジテレビ系)での名司会っぷりなど、かつてのヒロミの活躍を知らない人も多いだろう。ましてやB-21スペシャルというコントグループのメンバーだったことも知らないかもしれない。
はたして彼らは、現在のヒロミをどう受け止めているのか。女子大生のAさん(22歳)はこう話す。
「自分は昔、ヒロミが活躍していた頃の記憶はほとんどないんです。最近、突然テレビに現われたのに、ジャニーズや芸人、俳優さんなどあらゆるジャンルの芸能人から一目置かれて接してもらっているのが印象深いです。にもかかわらず、威圧感を感じさせないところがすごいと思います」(Aさん)
同様に、かつてのヒロミの活躍をほとんど覚えていないという、大学生のBさん(21歳)は、こう語る。
「突然出てきたので、はじめは『以前、こんな人もいたような気がするな』くらいの印象でした。でもバラエティを色々見ているうちに『この人の安定感はハンパない』と思うようになり、今では好きな芸能人の一人になりました。大御所感はあるけど、愛嬌とヤンチャなところがあるし、ブランクがあったこともあってか、あまり偉そうじゃないところが好感できます。
ヒロミが戻ってくるまで、マツコ・デラックスや、坂上忍、有吉弘行ぐらいしか“御意見番”的な存在は目立ちませんでしたが、ヒロミが加わって『言いたいことを代弁してくれるおじさん』が増えた感じがして嬉しいですね」(Bさん)
かつての活躍を知らない世代からも、ヒロミは確実に支持され始めているようだ。