物価が上がって節約しないと家計が苦しい昨今。その中でも交際費は大きなウエイトを占めるし、他人がかかわるだけにあまりケチることもできない…。そんな交際費における節約テクを今こそ知っておこう。
●有料のクーポン本を使い倒す
GWや夏休みのレジャー費節約に、節約アドバイザーでAll About家事ガイドの矢野きくのさんは「東京・ミュージアム ぐるっとパス」(2000円)をイチオシする。
「上野動物園や葛西臨海水族園などの無料入場券、もしくは割引券が入っているので、レジャー費の節約に大きく貢献します。使い始めから2か月間有効なので、計画的に使いましょう」(矢野さん)
リブロやパルコブックセンターの一部書店、掲載施設、もしくは都庁第一本庁舎の「東京観光情報センター」で手に入る。
また、食べ歩きをするなら全国各地の主要都市で人気を集めている「ランチパスポート」もおすすめ。掲載されている70~100店舗ほどのランチが本を見せるだけで500円になる。夫のランチ代の節約にも役立ちそうだ。
●子供のお稽古は掲示板で見つける
「教育は大切」と、塾や習い事にかかるお金を「聖域化」するのはやめて、月謝に対して内容が見合っていない教室は、見直しを検討しよう。
その場合、ネットで探すより、地元の情報に注目すると、リーズナブルな教室が見つかることが多い。特に、自治体の広報誌やスーパーの掲示板は頼りになるのでこまめにチェック。自治体によっては無料、もしくは格安で利用できる夏の水泳教室や、最近人気のテニス講座などがある。本格的に習わせる前に、お試しで利用するのもよさそうだ。
●ママ友ご飯会では進んで幹事を引き受ける
大勢の食事会を予約する時は、「ホットペッパーグルメ」というリクルートのサイトで予約しよう。IDを登録して予約すれば1人ごとにリクルートポイントが50ポイント貯まり、10人分の予約なら500ポイント獲得できる。貯まったポイントは、リクルートが運営する「じゃらん」や「ホットペッパービューティー」などの各サービスで、1ポイント=1円として使えるので、生活費をちゃっかり節約できる。
またクレジットカードを使ったこんな賢いテクもある。
「カード払いできるお店をセレクトし、私のクレジットカードを使って支払います。1回の金額が大きいので、ポイントも一気に貯まる。そのポイントで家族で食事に行きます」(54才・主婦)
※女性セブン2015年5月14・21日号