秋篠宮家の次女・佳子さまが国際基督教大学(ICU)に入学されてから約1か月が経過した。姉で長女の眞子さまもICU出身だが、お二人を学内で見かけたことがある学生によると、「毎日メイクもバッチリされ、服装も大胆なことも多い佳子さま」と、「化粧っ気もなく、服装も派手ではない眞子さま」という違いがあるのだという。
同様に、おふたりの性格も対称的と言われるが、その理由は紀子さまの教育方針にもあるという。
「紀子さまは“天皇陛下の初孫”という意識からか、幼い頃から眞子さまにはとても厳しくされていました。“ご挨拶なさい”“もっとお行儀よくなさい”などと、それは細かくしつけられていました。一方で佳子さまには少々甘かったように思います。
例えば幼い頃、眞子さまが男の子を追いかけ回していたら、紀子さまは厳しく注意なさっていましたけど、佳子さまが同じことをしても、そのようなことはありませんでしたから。それに佳子さまは眞子さまが紀子さまに叱られているところを間近でご覧になられてきたせいか、立ち居振る舞いもうまくこなされていたように見受けられました」(秋篠宮家関係者)
もちろん、どこの姉妹でもあるように、衝突されることもたびたびあったというが、姉妹の絆は固かったという。
「眞子さまが中学生の頃、“妹(佳子さま)はかわいい、かわいい”とよく話されていました。佳子さまも“お姉ちゃん、お姉ちゃん”といつも手をつながれていました。でも、眞子さまは幼い頃から姉として多くのことを我慢されてきました。ストレートに感情を露わにされる妹を前にしながらも、“私は長女だから”と遠慮されることもあったのではないでしょうか」(前出・秋篠宮家関係者)
2011年10月、成年を迎えられた眞子さまは会見でこんなことを話された。
「これからは、成年としてふさわしい行動を心掛けていきたいと思っております」
成年皇族デビューとしては、満点ともいえる回答をされた眞子さま。一方佳子さまは、昨年12月の成年皇族になられた際の会見で、こんな発言をなさっている。
「母は、週刊誌などではさまざまな取り上げ方をされているようですが…」
自らを“導火線が短い”と評され、佳子さまは堂々とマスコミに対して意見を述べられたのだった。
「眞子さまは紀子さまの教え通り、皇族としてお立場を考えて回答されていました。記者から突っ込んだ質問が飛んだ際にも、上手にかわされ、明言を避けるなど、すでに成年皇族としての自覚がうかがえました。一方の佳子さまは“負けず嫌い”で、ご自身が違うと感じられたことは言わずにはいられなかったのでしょう。
極めて異例の会見となりました。しかし、その危うい言動が佳子さまの魅力としてフィーチャーされたわけですから、眞子さまとしては複雑な思いだったと思います」(前出・秋篠宮家関係者)
※女性セブン2015年5月14・21日号