芸能

Eテレで話題 金爆・樽美酒研二の猫キャラの暴走ぶりを解説

ニャルビッシュの暴走ぶりが話題(NHK・Eテレ『ニャンちゅうワールド放送局』公式HPより)

 子供向け番組から意外なキャラクターが人気を集めている。NHK・Eテレの番組に登場している、ゴールデンボンバーの樽美酒研二が猫に扮した「ニャルビッシュ」だ。子供番組とは思えない暴走ぶりに当初、ネット上では「こわい」「子供泣くよ」との声が多かったが、今ではじわじわと人気を集めているという。いったいどんなキャラなのか? 連載「ちゃんねる道中」でコラムニストのペリー荻野さんが解説する。

 * * *
 妖怪ウォッチとAKB48がコラボした『ニャーKB with ツチノコパンダ』が注目されたり、剣豪の北村一輝が白猫・玉之丞に萌える時代劇『猫侍season2』が放送されたりと、ネココラボものが人気だが、それを言うならこの人(猫?)を忘れちゃいけない。
 
 全身ピンクのタイツに身を包み、ゆるめの青い半ズボン、赤いしっぽ、胸には黄色い猫型のアップリケ、ピンクの大きな耳をぷらぷら揺らしながらテレビ画面に現れる巨大猫、日曜午後5時から放送中のNHK・Eテレ『ニャンちゅうワールド放送局』に参上するその名もニャルビッシュ!

 名前でわかる通り、中身はゴールデンボンバーの樽美酒研二。つまり、ピンクのタイツからあの白塗りメイクフェイスがこんにちはしているのである。ニャルビッシュは「ワールド放送局」局長ニャンちゅうの遠い孫で未来からやってきたらしい。その割にはニャルビッシュの部屋は畳敷きにちゃぶ台があって、茶箪笥の横のかもいには、綿入り半纏や予備の全身ピンクタイツがかれられているという昭和っぼい雰囲気。しかも、ご先祖というニャンちゅうは黄色いのにいつの間にか、ピンク猫になってしまったらしい。

 番組では、ニャンちゅう局長が歌やお芝居が大好きな人間MCのみきちゃん、雲のこどもモフーとともに、いろいろなコーナーを進行する。ニャルビッシュはその中で、世界のなぞなぞ「ニャルなぞ」、世界のひとこと「世界ニャルほどワンフレーズ」など、いちいちダジャレになったネタを担当。

「はたらくニャルビッシュ」のコーナーで、お仕事体験をしたこともある。その仕事ぶりは、ニャルビッシュのオール一人芝居。たとえば「カメラマン」のお仕事では、いつもは「よいこのみんな~」と高い声で話しかけているのに、急に地声になって、「スマイルで」「すごいよ~」「じゃ、今度は腰に手を当てて」と連写、何を撮っているのかと思ったら、招き猫。「ガソリンスタンドの店員さん」では、車が来ると「レギュラーにしますか? 豚骨スープにしますか?」…って、完全にコント状態だ。

関連記事

トピックス

アメリカの実業家主催のパーティーに参加された三笠宮瑶子さま。写っている写真が物議を醸している(時事通信フォト)
【米実業家が「インスタ投稿」を削除】三笠宮瑶子さまに海外メーカーのサングラス“アンバサダー就任”騒動 宮内庁は「御就任されているとは承知していない」
NEWSポストセブン
11月に不倫が報じられ、役職停止となった国民民主党の玉木雄一郎代表、相手のタレントは小泉みゆき(左・時事通信フォト、右・ブログより)
《国民・玉木代表が役職停止処分》お相手の元グラドル・小泉みゆき「連絡は取れているんですが…」観光大使つとめる高松市が答えた“意外な現状”
NEWSポストセブン
10月末に行なわれたデモ。参加者は新撰組の衣装に扮し、横断幕を掲げた。巨大なデコトラックも動員
《男性向けサービスの特殊浴場店が暴力団にNO!》「無法地帯」茨城の歓楽街で「新撰組コスプレ暴排デモ」が行なわれた真相
NEWSポストセブン
秋田県ではクマの出没について注意喚起している(同県HPより)
「クマにお歌を教えてあげたよ」秋田県で人身被害が拡大…背景にあった獣と共存してきた山間集落の消滅
NEWSポストセブン
姜卓君被告(本人SNSより)。右は現在の靖国神社
《靖国神社にトイレの落書き》日本在住の中国人被告(29)は「処理水放出が許せなかった」と動機語るも…共犯者と「海鮮居酒屋で前夜祭」の“矛盾”
NEWSポストセブン
公選法違反で逮捕された田淵容疑者(左)。右は女性スタッフ
「猫耳のカチューシャはマストで」「ガンガンバズらせようよ」選挙法違反で逮捕の医師らが女性スタッフの前でノリノリで行なっていた“奇行”の数々 「クリニックの前に警察がいる」と慌てふためいて…【半ケツビラ配り】
NEWSポストセブン
「ホワイトハウス表敬訪問」問題で悩まされる大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平を悩ます、優勝チームの「ホワイトハウス表敬訪問」問題 トランプ氏と対面となれば辞退する同僚が続出か 外交問題に発展する最悪シナリオも
女性セブン
2025年にはデビュー40周年を控える磯野貴理子
《1円玉の小銭持ち歩く磯野貴理子》24歳年下元夫と暮らした「愛の巣」に今もこだわる理由、還暦直前に超高級マンションのローンを完済「いまは仕事もマイペースで幸せです」
NEWSポストセブン
医療機関から出てくるNumber_iの平野紫耀と神宮寺勇太
《走り続けた再デビューの1年》Number_i、仕事の間隙を縫って3人揃って医療機関へメンテナンス 徹底した体調管理のもと大忙しの年末へ
女性セブン
白鵬(右)の引退試合にも登場した甥のムンフイデレ(時事通信フォト)
元横綱・白鵬の宮城野親方 弟子のいじめ問題での部屋閉鎖が長引き“期待の甥っ子”ら新弟子候補たちは入門できず宙ぶらりん状態
週刊ポスト
大谷(時事通信フォト)のシーズンを支え続けた真美子夫人(AFLO)
《真美子さんのサポートも》大谷翔平の新通訳候補に急浮上した“新たな日本人女性”の存在「子育て経験」「犬」「バスケ」の共通点
NEWSポストセブン
自身のInstagramで離婚を発表した菊川怜
《離婚で好感度ダウンは過去のこと》資産400億円実業家と離婚の菊川怜もバラエティーで脚光浴びるのは確実か ママタレが離婚後も活躍する条件は「経済力と学歴」 
NEWSポストセブン