5月5日、6日、東京ドームで開催された、アメリカの歌手、テイラー・スウィフト(25才)のコンサートには、こんな豪華な顔ぶれが集まった。
小倉智昭(67才)にフジテレビの森本さやかアナ(37才)、Hey! Say! JUMPの山田涼介(22才)に、E-girlsの鷲尾伶菜(21才)。NHK連続テレビ小説『マッサン』でブレークした柳ゆり菜(21才)、そしてドラマ『天皇の料理番』(TBS系)で人気急上昇中の石橋杏奈(22才)。
他にも長谷川京子(36才)と夫のポルノグラフィティ・新藤晴一(40才)、西野カナ(26才)、chay(24才)、ベッキー、フジテレビ・加藤綾子アナ(30才)、三代目J Soul Brothersの今市隆二(28才)、つんく♂(46才)まで…。
「16才でカントリー歌手としてデビューしたテイラーは、今、世界一影響力のある歌姫といっても過言ではありません。今年の米タイム誌『世界で最も影響力のある100人』に選出されていますし、日本では『テラスハウス』の主題歌になった『We Are Never Ever Getting Back Together(私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない)』はダウンロード数190万を記録。これまでのアルバム総売り上げ枚数は4000万枚超です」(音楽業界関係者)
これほど彼女が愛される理由はなんなのか?
「英語には“Kiss and Tell”(秘密をバラす)という表現がありますが、シンガーソングライターであるテイラーは、歌詞のほぼ9割が実体験に基づいた恋愛を歌っているんです。あんなにかわいくて、きれいで、才能にまで恵まれているのに、恋に迷い、傷つき、怒ったり、泣いたりしている。そこにみんな共感するんですね」(前出・音楽業界関係者)
しかもテイラーの場合、相手は超がつく有名人ばかりで、時に“恋人クルージング”といわれることがあるように、交際期間はいずれも2か月程度で、たいていフラれている。
「例えばジョン・メイヤーは『Dear John』に、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズは『STYLE』に、といったように、テイラー自身がそうだと言わなくとも、明らかに“これはあのカレだ”と誰もがわかる形で恋模様をぶっちゃけるから、“復讐ソング”ともいわれているんです。裏切られた女友達のことを歌っている曲もあるんですよ」(前出・音楽業界関係者)
※女性セブン2015年5月28日号