秋篠宮家の次女・佳子内親王(20)が入学してからというもの、ICU(国際基督教大学)では「佳子さまフィーバー」が続いている。特に注目を浴びているのが、同大で最大のダンスサークルで、佳子内親王の入会が確実視されていた「S」だ。
4月24日の同サークルの春公演では、多くのマスコミが客席に陣取ったにもかかわらず、佳子内親王は開演直後に客席後方に姿を現わした。大ぶりのマスクで顔を隠しているとはいえ、ライトグレーのニットとホットパンツという出で立ち。その「ナマ足」にマスコミも学生たちもアッと驚いた。
「メディアが待ち受けているのを知ったうえで佳子さまが姿を見せたことで“入部の意思は固い”と感じました」(学生)
サークル活動への注目がますます高まるなか、5月7日夜、東京・吉祥寺のイタリアンレストランでは「S」の新歓コンパが予定されていた。入会希望の新入生が一堂に会するイベントである。
記者たちは会場付近で佳子内親王の登場を待ち受けたが、待てど暮らせど学生らしき団体は現われない。別のICU学生がいう。
「マスコミの殺到を察知したサークル側が不測の事態を恐れて会場をキャンセルしたらしい。あるサークル関係者は“このままじゃろくにイベントも開けない。注目されるのはいいけど、これで本当に佳子さまがダンスをできるのか”と頭を抱えていました」
想像を上回るメディアの過熱ぶりに加え、佳子内親王をサークルから遠ざけそうなハードルが「英語」だ。
英語の授業が特に厳しいICUで、佳子内親王は4つにレベル分けされるクラスのうち「上から3番目」になった。
「トップの2クラスは帰国子女やネイティブ並みの語学力の生徒ばかりなので、3番目のクラス入りは上出来です。しかし、下の2クラスの英語授業は週10コマと超ハード。それにICUの授業はすべて英語で行なわれる。毎日の予習・復習はマストですから、サークル活動どころではなくなってしまうかもしれません」(同前)
※週刊ポスト2015年5月29日号