ジャニーズJr.の人気ユニットとして活動する「Snow Man」。タッキー&翼やKis-My-Ft2などコンサートに舞台に引っ張りだこで、デビュー目前とも言われているが、本人たちは次の新しいステージにどう進んでいくべきか、悩んでいるという。そんな6人が今、そして未来について語る。
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阿部亮平(21才):今、おれたちに足りないものってなんだろう…。
渡辺翔太(22才):ぼくらって思ったことをあまり口に出さないよね。空気読みすぎちゃう部分があって。6人ともややこしいことが嫌いだから。20代って年齢に慣れてきたこともあって、いち大人としての意見を言えるようになりたいなって。人間的な能力っていうのかな、個を高めていきたい。
深澤辰哉(23才):ちょっとしたことから意識を変えていきたい。滝沢(秀明)くんにも笑顔が足りないって言われるんだ…純粋に何でも楽しんだら? って。逆境すらも笑って乗り切りたい。
岩本照(21才):人って99%直感力で残りの1%で考えるんだって。でもおれらって99%より1%の方が強いと思うんだ。常に周りを見て考えて行動してるから。それで役に立ってるところもあるんだけど、それぞれが直感で動いたときが本当のSnow Manになるときかなって気がしてる。考える能力はあるから、直感で動けたときが最強だと思ってる。おれは一回Snow Manが散らばってもいいかなって。それぞれが力をつけて戻ってきたときは、無敵だと思ってる。
阿部:6人の対応力かな。いちばん欠けてるのはぼくだけど…。臨機応変って四字熟語がこんなに似合わないジャニーズがいるかっていうくらい。あとの5人も完璧ではないと思うんだ。だからさらに磨きをかけて、どんな状況もどんと来い的な状況を作り出せたら、本当のSnow Manが完成するんじゃないかな。
佐久間大介(22才):ガツガツ感。もっとガツガツギラギラしていいんじゃないかなって。先輩にも向かっていこうかなって。前に出る力が必要だよね。
宮舘涼太(22才):視野を広げる。周りにどんな状況が起こっても対応することと、6人の色。個性っていう自分の色を大事にしてほしいなって。あと、それぞれが大人になる力が必要かな。後輩たちも増えて甘えられる立場になったから、構えていたいなって。
──出演している先輩方のステージはSnow Manがいないと成立しない?
深澤:そう言われることも多いけど。
阿部:後輩育てなきゃって…。
岩本:でもそれっておれたちに関係なくない?
渡辺:後輩のせいにして言い訳してるみたいで。最近思うんだ、何でもこなせるっていうのもよくないのかなって。
宮舘:判断力とか、物事を言う力をそれぞれが備えていかないと。
渡辺:それをメンバーの中で言い合うだけじゃなくて、どう伝えていくかが今後の課題かなって。本当にバクチなんですよね、言ってよくなるのか悪くなるのか二択。
佐久間:それぞれの覚悟が必要だよ。
深澤:おれたちは、便利屋じゃないからね。
阿部:ビビってちゃだめなんだよ。
渡辺:オラオラしていかないとね。
──Snow Manはオラオラして見えるけど、誰もオラオラしてないですよね!?
宮舘:温室育ちなんだよね~。
佐久間:でも一人ぐらいオラオラした人がいてもいいかもね!
岩本:おれはダメだよ、オラオラしてないのにしてるように見えるから。
全員:(笑い)
深澤:じゃあ、おれがオラオラする!
渡辺:そうやってオラオラするもんじゃないからね!
阿部:じゃあ当面の目標立てよう!
佐久間:まずはクリエの公演(ジャニーズ銀座 東京・日比谷)を成功させること。
岩本:その次は俺たち6人の単独コンサート!!
渡辺:それから、『女性セブン』さんの表紙だね!
全員:よろしくお願いします!!
※女性セブン2015年5月28日号