5月中旬のある日、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(41才)は、妻で元モデルの香那さん(31才)と東京・六本木ヒルズの展望台を訪れていた。併設されたギャラリーを見て回ったふたりは、風景をバックにツーショットを自撮りするなど仲むつまじい様子だった。
展望台では『スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。』が開催中。今年12月18日に、10年ぶりの新作となるシリーズ第7作『スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒』が公開されるのを記念して、あらすじや歴史、キャラクターの像や絵画が展示されている。
実は以前から芸能界でもスター・ウォーズは大ブーム! 速水もこみち(30才)や木村カエラ(30才)、きゃりーぱみゅぱみゅ(22才)などがファンを公言しており、梨花(42才)や千秋(43才)は子供とともにグッズを愛用するなど大ハマリだ。
同シリーズの魅力を、オネエ系映画ライターのよしひろまさみちさんはこう解説する。
「SF作品なので男性からの人気は根強いんですけど、ストーリーをザックリ言うと、“壮大な親子げんか”。善悪もハッキリしているので、女性にも受け入れられやすいんですよ。恋愛模様も描かれますしね。さらに、戦闘シーンでもグロテスクな部分は極力排除されていますから、子供に見せるのも安心で、2世代、3世代映画ともいわれています」
そんな『スター・ウォーズ』だが、ジョージ・ルーカス監督(71才)が黒澤明監督(享年88)を敬愛していたことから、日本映画へのオマージュが散りばめられている。特に『隠し砦の三悪人』の影響は大きく、シリーズを通して登場するC-3POとR2-D2という2体のロボットは、同作に出てくる農民のデコボココンビがモデル。ダース・ベイダーも同作の主人公を演じた三船敏郎さん(享年77)からヒントを得ており、三船さんには出演オファーもあった。
一方で、日本文化のほうからのオマージュ作品も。今年2月には、東京・EXシアター六本木で、市川海老蔵(37才)と中村獅童(42才)主演の歌舞伎『地球投五郎宇宙荒事(ちきゅうなげごろううちゅうのあらごと)』が上演された。獅童が演じるのは、宇宙からの悪の侵略者・駄足米太夫(だあしべいだゆう)。登場シーンでは三味線の音色でダース・ベイダーのテーマ曲が流れた。また、歌舞伎初出演となった加藤清史郎(13才)は不思議な力を使いこなす与駄(よーだ)に変身する役柄だった。
また、新作のヒロインに抜擢されたのは新人女優デイジー・リドリー(23才)が、ふなっしーファンだという噂も。4月30日に来日して会見に登場した彼女の腕にはふなっしーデザインの時計が巻かれていたのだ。
※女性セブン2015年6月4日号