1年前に休養を表明、ずっと現役続行の見通しを、「ハーフハーフ」と言ってきた浅田真央選手(24才)だが、まずブログで100%試合に復帰するために今月から練習を始めていることを明かした。
その後、自らが座長を務める『ザ・アイス 真夏の氷上祭典2015』(7月22日から札幌、大阪、愛知、仙台)の会見に出席。
「私はトリプルアクセルを跳べることを強みにしてきたが、ジャンプのレベルが上がっているので追いつけるように練習している。
2018年の平昌(ピョンチャン)五輪はまだ考えられないけど、復帰して大人の滑りもできればいいと思います」と少しやわらかくなった表情で話した。
仲間のフィギアスケーターたちは、彼女の決断をどう受け止めたのか?
2010年のバンクーバーオリンピック、2014年のソチオリンピックの2大会に連続出場をした鈴木明子はこう述べる。
「幼い頃よりともに成長してきた仲間として、ファンの皆様や、周囲のかたがたと温かく見守らせていただきます」
また、トリノオリンピック金メダリストの荒川静香は浅田真央の復帰にエールを送った。
「常に結果や勝つことを期待される難しさはあると思いますが、同時にそれを乗り越えたいと思うのがアスリートだと思うので、自らがもう充分と思えるところまでがんばってほしいと思います」
さらに、同時期を戦ってきた“同志”でバンクーバーオリンピックで銅メダルを獲得した高橋大輔は変わらない浅田真央への思いを語った。
「彼女が決断し、進むと決めたことなので応援します。いつでも応援しています」
※女性セブン2015年6月4日号