5月初旬、フジテレビの敷地内に突如「テレビの泉」なる噴水が現われた。社内メールで全社員に伝えられた説明では、イタリア・ローマにある「トレビの泉」をもじり、「コインを1枚投げ入れると再びフジテレビに来ることができる」という新名所を目指すらしいが、この噴水が局内で冷笑されているという。
「“切羽詰まった亀山(千広)社長が風水か何かに影響されて、縁起担ぎで作らせたらしい”ともっぱらの噂です。社内は“ついに神頼みか”、“ウチはそこまでヤバいのか”とザワついています」(フジテレビ関係者)
数年前までフジには別の噴水があったが、イベント事業を拡張するため撤去された経緯がある。
ところが、噴水をなくした直後に視聴率が落ち込み、局が大スランプに陥ったため、噴水を復活させたとの説もある。
「噴水=風水説」についてフジテレビに問うと、
「フジテレビ社屋の新名所として新たに設置しました。来場者の皆様に写真撮影のスポットとしても楽しんでいただければと思っております」(広報部)
とし、風水との関係については回答しなかった。
※週刊ポスト2015年6月5日号