今年の新人女子アナは「アスクの年」といわれる。テレ朝のアナウンススクール「テレビ朝日アスク」・通称「アスク」出身の女子アナがキー局、NHK合わせて6人もいるからだ。
今年は池谷麻依(テレ朝)、田中萌(テレ朝)、上村彩子(TBS)、宇内梨沙(TBS)、小澤陽子(フジ)各アナのほかNHKに副島萌生アナ(23)が入社した。
そんな「アスク同期」のうち2人は、元TBSの青木裕子アナ(32)やテレ朝の竹内由恵アナ(29)を輩出した「ミス慶応」の肩書きを持つ。フジの小澤陽子アナ(24)とTBSの宇内梨沙アナ(23)である。特に宇内アナは、低迷するTBSの「隠し球」として期待されている。
「ウチでは青木アナ以来となるミス慶応だが、派手なルックスに似合わぬ謙虚な態度で早くも男性社員がメロメロになっている。BS朝日で学生キャスターを務めた経験もあるので“ジジ殺し”を期待して報道に配属される予定だと聞きます」(TBS社員)
TBSのもう1人、上智大出身の上村彩子アナ(22)は高校時代に100mハードルの千葉県大会で準優勝したリアルアスリートだ。
「大学時代は東京ドームでビールの売り子をしていた。体育会系で元気ハツラツなうえ、接客トークも巧みでバラエティ向き。『炎の体育会TV』に行くんじゃないかとの下馬評です」(前出・TBS社員)
ただし、TBSは田中みな実アナ(28)がフリーになり、広島カープの堂林翔太選手と結婚した枡田絵理奈アナ(29)が寿退社。
2大エースが抜けた後の引き継ぎがようやく終わったばかりで、新人女子アナの正式配属は例年より3か月遅い10月以降になると噂される。ホープ2人をテレビで頻繁に見られるようになるのはしばらく先になりそうだ。
※週刊ポスト2015年6月12日号