「別れ話になったことはないです!」。5月29日放送の『ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、泣きじゃくりながら「別れてない」と語ったのは“崖っぷちアイドル”の熊切あさ美(34才)だ。
女性セブンがスクープした藤原紀香(43才)と歌舞伎俳優・片岡愛之助(43才)の「同棲愛」に端を発した泥沼破局騒動。2013年2月に交際宣言した愛之助と熊切は、同年夏には歌舞伎座近くの高級マンションで“半同棲”をスタートさせ、“結婚秒読み”といわれていた。しかし今春、愛之助はすでに紀香という“新たなパートナー”を見つけていた。
愛之助は報道に対して、「(紀香とは)友達です」とコメントしたが、一方で熊切との破局はあっさりと認めたのだった。
だが、これに納得いかないのが熊切だ。彼女は冒頭の番組で「別れ話に一度もなったことがない」「今でも同棲している」「家賃も愛之助が支払っている」「(愛之助の)荷物も部屋に置いたまま」と主張したのだった。
「熊切さんは『ミヤネ屋』には、一度はやめていた“ラブリンネイル”をして出演していましたね。“ラブリンネイル”とは愛之助さんの本名(寛之)のイニシャル“H”と彼女のイニシャル“A”を入れたネイルです。それほど世間に“別れていない”とアピールしたかったんでしょうね」(ワイドショー関係者)
この熊切の主張に、今度は愛之助がキレた。5月31日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)で、愛之助と電話で話したという芸能リポーター・井上公造氏が明らかにしたのだ。
同氏によれば、「昨年から別れ話は2、3回出ていて、一度も別れ話になっていないという彼女の主張はまったく理解できない」と愛之助は憤っていたという。また愛之助の知人は、こう続ける。
「愛之助さんは、熊切さんの年齢を考慮して、“これ以上うやむやな関係を続けては申し訳ない”と、今年3月に電話で別れを告げたそうです。しかし、彼女は“待ってる”の一点張りで…。最終的には彼女が“じゃあ、お任せします”と言ったため、愛之助さんは“了承してくれた”と受け取ったんです。
でも熊切さんは“本当に別れたいなら、電話で言うわけがない”と思っていたみたいで…。熊切さんが主張する家賃については、愛之助さんは彼女への“誠意”で払い続けているだけ。置いてある荷物に関しては、愛之助さんは“もういらないものだから、捨ててもらって構わない”と言っていますよ」
食い違う双方の主張に、芸能界からも、さまざまな声が。
5月31日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)では西川史子(44才)が「(熊切が)かわいそう。別れるなら別れるで、ちゃんと言ってあげないと」と愛之助に苦言を呈すと、坂上忍(48才)は、
「(愛之助から)電話で別れ話をしたんでしょ? そしたら“空気読めよ!”って話じゃないですか。“(愛之助が)別れたいと思うなら、会って言うだろう”と(熊切が)思うのは自分の勝手な都合だ」
と猛反論して、熊切をバッサリ。また有吉弘行(41才)も、自身のラジオ番組で、「すごいなぁ~熊切あさ美…いや別れてるだろ、どう考えたって」と語った。
ネット上でも賛否が分かれている。
《話さなきゃいけないのは世間に対してじゃなくて愛之助でしょう》
《テレビで号泣する彼女もちょっとな、と思う》
と熊切を批判する意見から、
《別れ話はしっかり会って直接彼女に伝えろよ》
《散々結婚を期待させ、(中略)34才で切り捨てるって最低すぎて言葉にならない》
という愛之助へのバッシングまで。またこんな意見も…。
《どっちにしろいい大人の男女なんだから、騙されたも捨てられたもないと思う》
この泥沼破局騒動だが、特別このふたりがもめているわけではなく、誰にも起こりうることだと恋愛コラムニスト・アルテイシアさんは言う。
「携帯電話のない時代は会うか手紙しか伝達手段がありませんでした。しかし、今は携帯が普及してメールやLINEなど手軽に連絡を取ることができます。ですから、別れ話をする際など、恋愛に関しても、そういったツールに頼ってしまうケースが増えて、トラブルになることがあるんです」
※女性セブン2015年6月18日号