6月6日、ヤフオクドームで「AKB48第7回選抜総選挙」が行われる。今回は272人が立候補し、トップ16人が「シングル選抜メンバー」。総勢5カテゴリー80人が投票により選抜される。
過去にもイベント会場やブログ、ツイッター等で投票をメンバーは呼びかけたり、意気込みを述べていたが、今年はこれらに加え、AKBメンバーの多くが参加する「トークライブアプリ755」(以下755)も活用中。これまで「チーム8」は使っていなかったが、選挙期間中だけは使うことになったという。他の候補者でこれまで使っていなかったメンバーも、この期間だけは使用中だ。立候補メンバー全員のスタンプも用意され、投票が呼び掛けられている。
各人が多種多様な「選挙活動」を展開するなか、755の担当者によると使い方がうまいメンバーは 高橋みなみ、島崎遥香、渡辺美優紀、古畑奈和、竹内彩姫、大和田南那ら。高橋はブログやGoogle+もやっているものの、755の更新頻度は圧倒的。総監督ならではのメンバーとの関係性を見るのもファンにとっては楽しいものとなっているようだ。また“塩対応”で知られる島崎は、寄せられるコメントに真摯な返信をしており、こちらでは「神対応」といわれている。
ちなみに今回が最後の選抜総選挙となる高橋は、速報発表後に「手に汗握る 今までの総選挙と違う気持ちになりました」と告白。「『今年は1位』を皆さんと目指したいと言ったプレッシャーが凄かった」と明かしていた。その後、いよいよ締切まであと数日という段階になり、ラストスパートをかけたいファンから
「みなみちゃんお疲れ様あと1票だけ頑張ってって呼び掛けて!!今!!その一言だけで1,000票は増えるから!!みなみちゃん!!それか総選挙の思いだけで良いから!!頑張ろう!!」
という声が寄せられ、高橋は
「頑張ってなんてそんな、、
皆めちゃくちゃ頑張ってくれてるのをやじこめのコメントを見ているだけでも凄く感じてて
感謝の気持ちでいっぱいです
さっきも書いたけど
今年の総選挙が1番楽しいよ
皆と一つの目標に向かって頑張れているのが凄くわかって
幸せです」
とコメント。順位は重要だが、「一つの目標に向かっている」ことをリアルタイムに感じられることこそが、高橋の大きなパワーになっているようだ。
もちろん、その他のメンバーも投票日が近づくにつれ、ますます積極的にファンとの交流を図っている。5月20日の速報発表で13位だった宮澤佐江は、6月4日に使用を開始し、「今更だが、、、755のトーク初めたよね(笑)」とコメント。Twitterよりも、より自身のファンとの交流が図りやすい755は、得票に向けて重要なSNSツールというわけだ。
また、5位の山本彩は、ファンの「彩ちゃんあと1日で投票締め切りだね。頑張ろう。最後まで!」という激励に対して「最後まで何があるか分からない。 ヤフオクドームで でっかい、逆転サヨナラホームラン打つぞ!!!!」と返信。山本は、速報発表時にランクインしたNMBメンバーの数が少なかったことから涙をみせたことが話題にもなり、起死回生を狙いたいところだろう。
さらに強い気持ちを持っているのが4位の松井珠理奈である。755で使用しているアイコンには「AKB48 41stシングル選抜総選挙」の文字とともに「もう、誰かの背中は見ない」という凛とした意思が示されたポスターの画像を使用。
松井に対してはファンから「さあ1位、とりに行こか!なるんじゃなくてとるんやで!」と言われ「はい!!!! みんなで階段登りましょう」と答え、また「てっぺんだぞ、珠理奈!!」と檄を飛ばすファンにも「はい!!」と“てっぺん宣言”。そのうえで、「私自身も、1位にたいしてこんなに強い気持ちを持ったのは初めてです」とまで言い切った。
選抜総選挙のもようはスカパー!で15時から、フジテレビで18時30分から生中継される。熱い週末になりそうだ。