5月29日『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、歌舞伎俳優・片岡愛之助(43才)との破局を否定した熊切あさ美(34才)。愛之助は、女性セブンにより藤原紀香(43才)との「同棲愛」がスクープされた。その報道に対して、紀香とは「友達です」と否定したものの、熊切とはあっさりと別れを認めたのだ。しかし、一方の熊切は「別れ話になったことはない!」と切り返した。
この泥沼破局騒動はなぜ起こったのか…。
実はこうした別れに際した、両者のボタンの掛け違いは携帯電話の普及により頻発するようになっているという。メールやLINEで気軽に気持ちを伝え、後々トラブルになるというのだ。
横浜在住の37才独身女性はこう話す。
「転勤族だった彼とは横浜で4年交際し、その後、彼の転勤で2年間の遠距離恋愛をしていました。そして再び彼の転勤が決まったので、今度は一緒にと思っていたのですが、LINEで《結婚願望がない》と…。
6 年間、彼を信じて待っていたのに、身勝手な理由で別れを告げられて…。最後には《オレよりいい男がいるよ》って…。正直、彼には恨みしか残っていません」
東京在住の31才独身女性も、こう憤る。
「25才から5年間つきあったバツ1の彼に30才を超えた頃に“結婚”をにおわせる発言をしたら“これだから30女は厄介だ”ってボソって言われて…。心の中では“お前と5年間つきあってる間に30才になったんじゃい”って叫んでしまいました。
で、最終的に“結婚したいなら他の人とつきあいなよ”ってサラッと電話でフラれて…。
しかも、彼が結婚したくない理由というのが、“元嫁が自分に隠れて風俗嬢になってた”から女性不信という意味不明な理由。なら最初から言っとけ!」
愛之助の盟友・市川海老蔵(37才)もかつて佐藤江梨子(33才)と別れる際に、彼女を泣かせている。
「海老蔵さんはメールで一方的に別れを告げ、その直後に携帯番号を変えて、サトエリさんからの連絡を一切シャットダウンしたんです」(歌舞伎関係者)
これに対してサトエリはブログで、
《人を傷つけるのが好きな人も、哀しいけれど、いたりします》
と海老蔵を揶揄する内容を綴ったのだった。
恋愛コラムニストのアルテイシアさんはこう語る。
「メールや電話で別れ話をする人は、相手にすがられたり、泣かれたりするのが面倒くさいと思っているんです。きちんと誠意を持っていれば、そんなことはしませんからね…。別れを切り出す側は面倒を避けようと、電話やメールにしてしまうんでしょうけど、結局フラれた側は、余計に納得がいかず、ストーカーになってしまったりするんです」
実際、フラれた側は熊切のように別れを認めないだけでなく、“自殺する”と脅したり、“これまであなたのために使った100万円返せ”“慰謝料を払え”などと異常な要求をしてきたり、さらにはストーカーになったりと、大きなトラブルに発展するケースは少なくない。
電話やメール一本で別れを告げる男が悪いのか、引き際を読めない女が悪いのか──別れの作法は難しい…。
※女性セブン2015年6月18日号