NHK連続テレビ小説『まれ』で、世界一のパティシエを目指し、能登を飛び出した主人公・希(まれ・土屋太鳳・20才)。「横浜編」がスタートした。
希の母親・藍子(常盤貴子・43才)の思い出のキャロットケーキ、コンテストに応募した「『幸せ貧乏家族』のロールケーキ」などなど、ドラマの製菓指導を務め、登場するケーキを考案するカリスマパティシエ・辻口博啓さん。自由が丘の「モンサンクレール」は行列ができる人気店として有名だ。
「希が子供の頃から、プロのパティシエになるまでのお菓子もだいぶ進化しますよ」と製菓指導を楽しんでいる。
「もっとスナップをきかせて泡立てるとプロっぽいとかって教えると、土屋太鳳ちゃんはすぐに覚える。筋がいいんですよ」
自らも能登出身。東京に出て来てパティシエになる夢をかなえた日々をつづった『スーパーパティシエ物語』(岩崎書店)の数々のエッセンスがドラマにも取り入れられている。希が故郷を愛し、能登の食材を使って様々なケーキを作るのもそのひとつ。
「自分の人生とリンクしたドラマに携われるのは楽しいですね。でもぼくはオーナーシェフの大悟さん(小日向文世・61才)のようにお店は閉めたりしませんよ(笑い)」
※女性セブン2015年6月18日