実在の闘病ブログを基に、ユーモアたっぷりに夫婦愛を描いた映画『夫婦フーフー日記』が公開中。夫婦を演じたのは、佐々木蔵之介と永作博美は演技の中とはいえ、夫婦の絆の強さ、育児の大変さ、命の尊さに触れたふたり。そこで記者は佐々木に「この作品で結婚を意識するようになったか」と尋ねてみた。
佐々木:設定が極端すぎて、この作品によって、というのはないですね(笑い)。純粋にふたりはいい夫婦だなとは思いましたけど。
〈恋の噂が少なくない佐々木だが、昨年、雑誌のインタビューで「当分の間、結婚しません」と話していたことも。〉
佐々木:そんなこと言ってました? 全然覚えがないんだけどなぁ(笑い)。
永作:答えるのが面倒くさくなっちゃったんじゃないですか(笑い)。そのうちですかね。
佐々木:現場だけでなく取材の場でも、永作さんと一緒だとすごく安心していられるなぁ(笑い)。本当にいつも助けられてます。
永作:私もですよ(笑い)。実は私、佐々木さんは男らしいかただな、という印象が強いんです。
佐々木:本当に? ぜひ、まわりに言いまわってください(笑い)。映画ではヨメが精いっぱい生きる姿を見ながら、ならばぼくも笑って生きよう、前を向いて生きよう、今を生きるために楽しもう、という気持ちを大切にしていました。
この映画は絶望や悲しみや苦しみがあっても希望に満ちた夫婦と家族の物語。みなさんにもぜひ、ぼくたち“夫婦”の姿を見ていただけたらうれしいです。
※女性セブン2015年6月18日号