女性セブン2月19日号で報じた、フリーアナウンサー・徳光正行(43才)とフリーアナウンサーの田野辺実鈴(32才)との離婚。当初は父・徳光和夫(74才)の親バカっぷりによる、舅嫁問題が原因かと取り沙汰されていたが真相はいかに…?
新著『もんぺ町ヨメトメうぉ~ず』(小学館)で、嫁姑問題を取り上げている倉田真由美さん(43才)が正行の離婚問題の真相を訪ねた。
倉田:両親との不仲じゃないとすると、離婚の原因はなんだったんですか?
徳光:全部、ぼくが悪いんですよ。昨年12月に離婚話を彼女の方から切り出されたんですけど、いやあ、ぼくにとっては青天の霹靂でした。
倉田:結婚生活はどれくらいだったんですか?
徳光:結局、4年半です。
倉田:4年半か。自分としては結婚生活はうまくいっていたと思っていたんですか。
徳光:そうです、大体は。まあ、子供が欲しいという話を彼女はしていたのですが、ぼくとしては、「今じゃないな」という思いが漠然とあって、先延ばしにしていたんですよ。ふたりで遊んでいたりしてとても楽しいし、ぼく自身が子供なので(笑い)。
倉田:自分で「子供」っていってますけど、ピーターパンみたいなタイプの人なんでしょうね。
徳光:そうかもしれません。
倉田:心がピーターパンの男の人って、みんな見た目が若いんです。心が表面に出るというか、夫も年齢よりも若く見えますもん。子供だから。
徳光:幼稚なんですよね、ぼくは。で、覚悟を決められない。だから、彼女は「ずっと一緒にいても、この人は覚悟ができる日がこないだろう」と思ったんじゃないかなと思います。それで、離婚を考え始めたんでしょう。だから、逆に、子供がいたら離婚しなかったかもしれないですね。
倉田:なるほどなあ。
徳光:完全にぼくと彼女の間の問題なんです。というか、ぼくが問題だったというか。
倉田:でも、離婚に至るまでには、話し合いはされていたわけでしょう?
徳光:いや、核心をつくような話し合いは、結局、していないですね。
倉田:そうなの? 感情をぶつけ合うみたいなことは? 「私はどうしてもこうしたい」とか「ぼくはこうしたい」とかもなかったんですか?
徳光:彼女からは、それなりにありましたけど…。
倉田:そういう激しい直球は、のらりくらりとかわしていたんですね。
徳光:そうですねえ…。それで、昨年の年末ですよ。録画していたものまね番組を見ていたら、リビングのテーブルの方に呼び出されて、いきなり怒られたというか、離婚を切り出されたんです。
せっかく楽しくテレビを見ていたのにですよ。その時は、「ふたりでまた頑張ろう」ってぼくが話をして、落ち着いたと思ったんです。でも2日後にまた…。彼女からは「もう遅い」と言われました。「私は 覚悟ができている」って。もうドラマみたいな感じですよ。離婚届の片方にサインが書かれて、はんこも押されていて…。
倉田:すごい展開ですね。
徳光:そりゃあ、葛藤はありましたよ。でも、彼女の性格も知ってますから。頑固で猪突猛進というか、一度言い出したら、絶対に意思を曲げない人なので。これはぼくがサインするしかないな、と思って、1か月後に離婚届にサインしました。
※女性セブン2015年6月25日号