絶不調のフジテレビから、また不穏なニュースが飛び込んできた。エース候補と目される歴代の新人アナが任されてきた深夜番組『〇〇パン』が、ついに“廃止”になるというのだ。フジ社員がいう。
「社内ではその噂で持ちきりです。2000年の千野志麻(37)の『チノパン』以降、高島彩(36)の『アヤパン』(2001年)、加藤綾子アナ(30)の『カトパン』(2008年)など、局を代表するスターを生み出し、視聴率5%という深夜ではありえない数字をたたき出すこともあった番組ですが、今年3月に終了した9代目・永島優美アナ(23)の『ユミパン』は視聴率1%台の低空飛行。時代が違うというのもあるが、“もう番組は役目を終えた”というのが局内の見方です」
7代目・三田友梨佳アナ(28)の『ミタパンブー』(2012年)までは月~木の週4放送だったが、最近では週1に縮小されていた。
「そもそも入社1年目からゲストとマンツーマンのトーク番組をこなして、しかも視聴率を稼ぐというのは神業に近い。番組が始まった当初は企画の目新しさや新人アナの初々しさで数字を稼いできたが、それもマンネリ化してきた。これもウチの局の象徴かもしれません」(前出・フジ社員)
この情報に心を痛めているのが、9代目で「最後のパン」となる可能性が濃厚な永島アナだ。
「すでに本人の耳に入っているのか、近頃あまり元気がない。入社2年目ながら噛むことも少なく、機転も利くしアナウンサーとしての実力は折り紙付きなのに“人気がついてこない”とネットや雑誌で叩かれて参っているみたい。“私のせいで終了って話になってるのかな”なんて思い詰めてなければいいのですが……」(情報番組スタッフ)
※週刊ポスト2015年6月26日号