「チューしかしてないですから!」
6月14日、『サンデージャポン』(TBS系)にゲスト出演した田原俊彦(54才)は、デビュー当時の松田聖子(53才)との関係を追及され、そうぶっちゃけた。
『レッツゴーヤング』(NHK)の“サンデーズ”の仲間だった田原と聖子は、歌手デビューも1980年で同期ということもあり、熱愛の噂が絶えなかった。田原は『ハッとして!Good』で、聖子は『青い珊瑚礁』などの大ヒット曲で一気にスターの階段をかけあがると、熱狂的なファンも増えていった。
「特にトシちゃんのファンはすごかったですよ。歌番組に出演したふたりがスタジオで隣に並ぶと、“トシちゃんの隣にあんなブス立たせるな!”“聖子なんか死ね!”とテレビ局にクレームが殺到。ふたりが起用されたチョコレートのCMは、あまりの抗議の多さにたった4か月で放送が中止になったほどです」(芸能関係者)
新聞のテレビ欄でふたりの名前が横に並ぶのはもちろん、上下に書かれようものなら「トシちゃんと聖子が重なり合ってる」とクレームも寄せられたという。
それゆえ今回の田原のぶっちゃけに、再び胸をざわつかせている人は少なくない。そのひとりが本誌男性記者K(50才)だ。聖子がデビューしたとき、まだ高校生だったKは大の聖子ファンで、追っかけをするほどだった。そんな彼が、遠い昔に思いを馳せて35年前の“カミソリ事件”を振り返る。
「友人と一緒に久留米の聖子ちゃんの実家を訪ねたことがあるんですが、聖子ちゃんのお母さんは“遠いところをわざわざ”と家の中まで招き入れてくれました。
こたつに入ってお茶を飲んでいると、お母さんがふと引き出しから封筒を出してきた。それはトシちゃんのファンから送りつけられたもので、封筒の上のところにカミソリが貼りつけられていました。お母さんは、“絶対に許せない”と涙を流していてね…」
結局ふたりの交際は噂止まりで、聖子は1985年に神田正輝(64才)と結婚した。
今回、時効とばかりにカミングアウトした田原。しかし、昔のことを考えるとあまりに安易な告白ともいえる。もちろんK記者は「チューしたなんて信じたくない。絶対に許さない!」と怒りびんびんなのでした。
※女性セブン2015年7月2日