現在の中高年が子供の頃、ロボットは夢の象徴でした。強く頼りがいがあって人間を助けてくれるもの……でも、現実に身の周りに増えてきているロボットたちは意外と一癖も二癖もある“クセモノ”だったりしません? OLたちのギリギリ座談会。今回はヘンなロボットが大集合です。
かな(メーカー・28歳):女子にとって身近なロボットといえばルンバとかのお掃除ロボットじゃない?
えいみ(メーカー・26歳):ルンバ! 食洗機、ドラム式洗濯乾燥機と並ぶ「最新・三種の神器」だよね~。ほし~。
かな:だよね~。私が持っているのなんて、中国製のパチもんだから、やっぱり性能が最悪~。
ゆかり(IT・27歳):どんな風に?
かな:まず稼働中の音のウルサさが工事現場なみ! それに、家具の隙間に挟まるし、少しでも乗り上げるとピクリとも動かない。
ゆかり:よくコード類にも引っかかって、立ち往生するんだよね。だから、椅子だの段ボールだのを掃除前にいちいち動かさなくちゃいけない。だったら、自分で一から掃除した方が早いって!
えいみ:友達なんて、お掃除ロボットのせいで家じゅう悪臭騒ぎになったもんな。
ゆかり:へっ、なんで?
えいみ:飼い猫が床に漏らしたおしっこを掃除ロボがフロア全体に塗りたくったらしい。
ゆかり:ぎょえ~。
ちずる(福祉・28歳):韓国では女性がお掃除ロボに襲われたらしいよ。
ゆかり:掃除ロボが女を襲う? どゆこと?
ちずる:ロボに掃除させながら自分はフローリングの床で寝てたら、襲撃されて髪の毛をむしり取られたらしい。しかも、吸引された髪の毛がロボットの内部で複雑に絡まって、消防隊が出動する騒ぎになったとか。
ゆかり:こえ~!
※週刊ポスト2015年7月10日号