7月9日スタートのテレビ朝日系ドラマ『エイジハラスメント』(毎週木曜日21時~)は、社内の理不尽に立ち向かう、新人OLの痛快劇。一流商社に入社した英美里(武井咲)は、美貌から男性社員の注目を集め、その嫉妬から女性社員のいじめの対象となる。真っ当な仕事を与えられず、陰湿ないじめに耐えていた英美里だったが、ついに逆襲に出る──。
原作は、『週末婚』(TBS系)や『都合のいい女』(フジテレビ系)など女性を主人公にした作品が多い内館牧子さん。その魅力をゼネラルプロデューサー・内山聖子さんが解説する。
「内館ドラマの魅力のひとつは、けんか、足の引っ張りあいです。その様が、見ていて怖くなるくらい面白い」
原作の主人公は30代女性だが、ドラマでは若く美しい新入社員に置き換えた。その主人公を武井咲(21才)が演じる。
「武井さんは、今まで刑事やお天気お姉さんなど専門職の役柄が多かった。そんな彼女が生々しい感情を出す演技を見たいと思ったんです。そこで、ハラスメントの渦に巻き込まれる新人OL・英美里を演じてもらうことになりました。“そんなの許せない!”と怒った彼女が見どころです」(内山さん)
英美里は、パワハラやセクハラなどさまざまなハラスメントに立ち向かっていく。決めゼリフは「五寸釘ぶち込むぞ!!」。
「英美里は中間管理職だった父親から『いろんな理不尽があるけど、その言葉を呪文と思って耐えなさい』と教わって大人になります。でも、第1話で耐えられなくなってキレて言ってしまうんですけど(笑い)」
毎回、スカッとした爽快感を味わえそうなドラマだ。
※女性セブン2015年7月23日号