サスペンスタッチのホームドラマ『ようこそ、わが家へ』に続くフジテレビの月9ドラマ『恋仲』(7月20日スタート)は、若者向け、王道のラブストーリーだ。
建築士見習いの葵(福士蒼汰)は、高校時代に想いを寄せていたあかり(本田翼)と7年ぶりに再会を果たす。ふたりを引き合わせたのは元親友、蒼井(野村周平)だった。あかりはどちらの“アオイ”と結ばれるのか…。三角関係を軸に描かれる。
プロデューサーの藤野良太さんが言う。
「若い人たちに向けた恋愛ドラマを作ってこそ『月9』だと思います。34才のぼく自身、そうした『月9』を見て育ってきました。原点回帰ですね」
1990年代の若者たちは「月9」の登場人物に憧れた。『ラブジェネレーション』(1997年)では哲平(木村拓哉〈42才〉)の鞄を、『ビーチボーイズ』(同)では広海(反町隆史〈41才〉)がかけていたサングラスを身につけるのがおしゃれだった。
「男が憧れる男性主人公です。今回はその主人公・葵を福士蒼汰くんにやってもらいます。
服や鞄、ちょっとした仕草まで、視聴者のかたが憧れるように意識して台本を作っています。
例えば、葵が住んでいるのは屋上で川を見下ろしながらバーベキューできる隅田川沿いのマンションです。おしゃれで憧れるでしょ?(笑い)」(藤野さん)
ちなみに、このドラマは現代だけでなく、高校時代の回想シーンも頻繁に描かれる。葵は高校時代、水泳部という設定だったので、福士は筋トレに励んでいるそう。
「先日、公園で撮影していた時も、ずっとベンチで腹筋をしていました」(藤野さん)
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※女性セブン2015年7月23日号