うちの夫の限って浮気なんかするはずない──そう思って油断していると、もう手遅れになっているかもしれない。そこで、夫の浮気を見破ったいくつかのケースを紹介しよう。
調査会社経営の須藤明さん(仮名)は、レシートにヒントがあるという。
「ズボンのポケットに無造作に突っ込まれていたファミレスのレシートを見ると、人数は2名、品目を見るとハンバーグなどのガッツリ系と、グラタンなどいかにも女性が好みそうなメニュー。それで、ピンときたという奥様がいましたね」
休み前に突然「ひとりで旅に出たい」など、突拍子のないことを言い出す。「なんで?」と聞けば「リフレッシュしたいから」。そんな不自然な願望と薄っぺらな理由を口にする時は、夢中になっている女性がいるというのは、夫婦修復カウンセラーの鈴木あけみさん。主婦のM子さん(45才)もこう証言する。
「数年前、浮気されました。伏し目がちに“土日で大阪行ってくるわ”と言うので理由を聞くと“たまにはひとりもいいだろう”と、わざわざ人数を強調して、かっこつけながら。これが疑うきっかけでした」
「歓送迎会」や「接待」など急に酒席が増えたわりに酔ってない。その理由を聞けば「電車を間違えた」とか「ファミレスに寄ってきた」と、苦しい弁明を繰り返す。「“会社の飲み会”は浮気の言い訳のど定番」(調査会社・須藤さん)。尾行すると、“結果”が出ることが多い。
以前は石けんの匂いをさせながら帰宅する脇の甘い男もいたが、浮気の典型例として広まったため減少傾向。作家で女豹ライターの島田佳奈さんはこう話す。
「入浴後に帰宅してもバレないように、スポーツクラブに入会する人もいます」
※女性セブン2015年8月13日号