7月27日、ペ・ヨンジュン(42才)が、韓国の女優パク・スジン(29才)と結婚した。結婚式場には、結婚に切ない思いも抱くファン200人ほどが押し掛けたという。一方で日本のファンはこの結婚をどう受け止めているのだろうか。
ヨン様に強い思い入れのある、作家・北原みのりさんはこう語る。
「日本の中高年女性にとって、人生を変えた存在です。去年の暮れに80才で亡くなった祖母が、夜『冬ソナ』が始まると起きてきて、大叔母と一緒に夢中になって見ていた光景が鮮明に思い出されます。祖母が人生の最後に恋した男性がヨン様だったんですよね(笑い)。
生々しさのない天上人だったヨン様は、お金や若い女性といった現実世界の要素になかなか結びつかなくて、今回の結婚はどうもピンとこないんです。でも韓流の先駆者としてのヨン様には感謝の気持ちでいっぱいなので、おめでとうございますと言いたいですね」
ロケ地めぐりから留学まで、韓流好きの王道を辿ったタレントの大桃美代子さんはこう語る。
「『冬のソナタ』の宣伝番組のお仕事でDVDを渡されて、一晩で一気に7話まで見て、その後はすっかりヨン様にハマってしまいました。ロケ地の南怡島(韓国・江原道春川)に行き、チュンサンとユジンが自転車の2人乗りをしたメタセコイアの並木道をうっとり歩いてみたり、ヨン様が好きだと聞いて韓国料理のトッポキを習ったり、挙げ句留学までしてしまったほど韓国が大好きになりました。
お相手を聞いた時は『こういうタイプだったの!』と思ったし、式を挙げるまではわからないとも思いましたが…。国境を越えてもいい男はいい男。ヨン様は近くて遠い国を近くて近い国にしてくれた俳優さん。お幸せをお祈りいたします」
※女性セブン2015年8月13日号