女性の鋭さに男性はたじたじ。それは今も昔も変わらないようだ。妻のふるまい一つで修羅場となり、浮気を勘づかれることもあるようだ。48才ビル経営の男性は、妻の誘導尋問により浮気を暴露してしまったという。
「『先週のゴルフ、○さんたちと行ったんだよね?』と聞かれ、『うん』とうなずいたとたん、妻の顔が般若。当日、ぼくは『×さんとゴルフに行く』と言って家を出たらしいんです。『ふたりとも参加したコンペだ!』と取り繕うと、また新たな誘導尋問。そもそも、ゴルフなんて思いつきのウソだから、同じことを2回聞かれたらアウトなんです」
続いて、妻の抜き打ち調査によって、浮気のしっぽをつかまれたという商社勤務の50才男性はこう語る。
「単身赴任して半年目。突然、何の前ぶれもなく妻がアパートに来たんですよ。そして真っ先に見たのが冷蔵庫で、オレが嫌いなヨーグルトをチェック。続いて食器入れのランチョンマットをチェック。『後輩が来て宴会をした』と必死で言い逃れしたら『わかった』と。でもそれから忘れたころに、日曜日の朝とかふいにガサ入れされています」
続いて、挙動不審に陥って妻に探りを入れられたという食品メーカー勤務の44才男性はその体験をこう振り返る。
「家の玄関を開け、顔を合わせたとたんですよ。妻が『何か、あった?』と聞くんです。妻に言わせると、『ただいま』の声、靴の脱ぎ方、歩き方、視線が、『いつもとな~んか違う』んだそう。その日は社内の女性と、ふたりで飲みに行っただけ。女性関係で、ほんのわずかでもやましいことがあると、必ず妻から“職質”されます」
※女性セブン2015年8月13日号