28才年下OL女性との熱愛が発覚した森進一(67才)。7月下旬に六本木ヒルズの映画館で『ターミネーター:新起動』を鑑賞した2人をキャッチしていた女性セブンは、その3日後、森に直撃した。
──森さん、『ターミネーター』はいかがでしたか?
東京の最高気温が33℃を記録した、7月30日の夕刻。渋谷区の自宅に帰宅した森進一は待ち構えていた女性セブンの直撃に目を丸くした。
──女性と一緒に。そのあとで麻布十番で食事をされて。
「えっ…?」
運転席の窓越しに伝えると、短いため息をついた。
「この年になって女の人のこと? 恥ずかしいし、そっとしておいてくれませんか」
だが、恋人かもしれないOLについてたずねると、言葉を選び、真摯に打ち明け始めた。
「名前、勤め先が出ると絶対に困りますが、はい、交際しています。恋人…そうですね。ガールフレンドといった方がよいのかな。大切な人です」
──もうどれぐらい?
「そろそろ2年です。穏やかで、飾らない人柄でね。無駄な詮索もしないし、喜怒哀楽も淡々としていて、大人の女性っていうのかな。一緒にいて本当に自然体でいられます。30才近い差がありますからね。まさか自分がそんな若い人とつきあうなんて思ってもいませんでしたよ。彼女は最初、ぼくのこともあまり知らなかった。でも、そういうところもかえってよかったんでしょうね」
──将来的には、再婚も考えているのですか?
「いえ、籍を入れるとか、そういう話はお互いにないです。ちゃんとした形を作ってしまうと壊れてしまいますから」
──それは経験で?
「寂しく過ごしてきたから」
──離婚されて10年です。
「はい。ひとりでご飯つくってひとりで食べて。お酒飲めないからさっさと寝て。それでこの年ですから。不安だらけですよ。『独居老人、遺体で発見』そんなニュース、ドキッとします。明日はわが身だ。誰にも知られず死んでいくんですよ。でもね、諦めるものも、はっきりわかってきたんです。何かに執着してもよくない。彼女とも、今の状態がいちばんいいんです」
──出会って変わったことは?
「うーん、“潤い”というんですか。私の人生に彩りを与えてくれています。薄暗がりからぼくを表に出してくれた彼女には、感謝しかありません。これからどうなるのかわからないけど、もう残された人生、行く方向は決まっていますから。執着を捨て、自然のままに」
※女性セブン2015年8月20・27日号