シチリアマフィアを演じるため、シチリア島で何か月も島民たちと生活を共にしたアカデミー賞俳優のロバート・デ・ニーロ。過剰な役作りをハリウッドではデ・ニーロ・アプローチと呼ぶ。そんなハリウッド俳優に負けない日本の芸能人のスゴイ役作りを紹介しよう。
鈴木亮平(32才)は、今年10月公開の映画『俺物語!!』で屈強な高校生を演じるため、40日間で30kg増量した。
「食べてない時間がないぐらい、とにかく食べました」(『スポーツ報知』2015年5月26日より)。
北村一輝(46才)は、映画『JOKER 厄病神』(1998年)のチンピラ役のために歯を9本抜いた。
「髪の毛ぐらいみんな切るじゃないですか。同じ感覚でしたね。食べるシーンがあって、やっぱり食べ方に人の品格って出るじゃないですか。歯がない方があまりよくない育ちを見せられるかなって浮かんだんです」(『日刊スポーツ』2009年4月5日)。
堤真一(51才)は『容疑者Xの献身』(2008年)にて、原作の役どころに合わせて髪の毛を抜いて薄くした。
「共演者のかたには“これは嘘だよ、髪の毛が少なく見えるようにしたんだよ”って説明できるわけじゃないですか。ところがロケでエキストラさんをいっぱい使う時に、その人たちがみんな“あ、堤って実は薄いんだ”っていう顔をするんですよね」(『容疑者Xの献身』記者会見2008年10月)。
※女性セブン2015年8月20・27日号