シチリアマフィアを演じるため、シチリア島で何か月も島民たちと生活を共にしたアカデミー賞俳優のロバート・デ・ニーロ。過剰な役作りをハリウッドではデ・ニーロ・アプローチと呼ぶ。そんなハリウッド俳優に負けない日本の芸能人のスゴイ役作りを紹介しよう。
妻夫木聡(34才)は、映画『悪人』(2010年)で、土木作業員役だったため、実際に土木作業のアルバイトをしたという。「衣装を着て、3日間。あ、そういえばあのときのアルバイト代もらってない(笑い)」(『AERA』2010年9月13日号)。
堺雅人(41才)は、映画『クライマーズ・ハイ』(2008年)で敏腕新聞記者を演じた。
「肉を食べると闘争心が出ると(元プロ野球選手の)桑田真澄さんが言っていたんですよ。(中略)新聞記者なんて夜討ち朝駆けで闘争心のかたまりみたいな世界ですから。肉を食べたらちょっと演技できるかなと思って」(『スカイワード』2012年1月号)。
生田斗真(30才)は、映画『脳男』(2013年)で感情を持たない役どころのためにこんな工夫を凝らした。
「ソファの上で何時間も動かないとか、そういう生活をしてました」(『オリ★スタ』2013年2月4日号)。
※女性セブン2015年8月20・27日号