今、群雄割拠のジャニーズの中でも“もっとも勢いに乗ってるグループ”と評判のA.B.C-ZがDVDデビューという異例の形で世に出て3年半。ついに初のシングルCDを9月30日に発売することが自身の冠番組で発表され大きな話題に。
苦労したJr.時代、後輩のバックで踊った試練などを経て、とうとうシングルCD発売を掴んだメンバーに、今の心境とシングル曲の魅力などについて、話を聞いた。
戸塚祥太(28才)は、CDデビューは「勝負」と語ってくれた。
「ぼくらはDVDで音楽とパフォーマンスで表現してきたので、今回CDの収録が難しく感じました。イメージと先入観には勝てないな…って。もちろん、初回特典版につくPVの撮影もしたんですがそれとは少し違うんですよね。詰め込める情報量の違いに戸惑いましたね~。1位を獲ることが全てじゃないけど、やっぱりここは勝負していきたいですね」
河合郁人(27才)は、CDの曲のイメージについてこう述べる。
「『Moonlight Walker』ってタイトルなんで、夜のNYのような街を歩くような感じ。作ってくださったのがマッチさんや少年隊などの曲を作られた馬飼野康二さんなのでAメロもBメロも耳に残る。衣装も黒パンツにカラフルなベロアのジャケット着て、中にストライプのシャツ着て、今回全員ハットかぶって、投げちゃいますよ!」
橋本良亮(22才)はCDデビュー秘話を漏らした。
「代々木のライブ会見でCD出せたらいいねって言ったのをジャニーさんが聞いてて、ライブ後に社長のとこ行ってみんなで話してたら『出せばいいじゃん』って。言ってみるもんだね~(笑い)。曲は7月末に発売決まって、3日後くらいにレコーディングしてすぐにPV撮ったの。早くてビックリした。絶対に1位獲りたいですね!!」
塚田僚一(28才)はこれからの歩みへの思いを語った。
「ぼくたちは映像と音楽をセットにして売るということでDVDデビューだったんですけど、今度は音楽だけでも表現できると認められたからCDを出させていただけることになったのかな。ジャニーズの他のグループにはないCDの出し方だけど、自分たちならではの進み方で進んでいければいいのかなって思います」
実は、今回の振り付けは、五関晃一(30才)が担当。おちゃめにPRする。
「シングルCD出ると聞いたときは、面白いやり方だなと。このタイミングでまたなんか初のことをやらさせてもらえるというのは、新鮮さにも刺激にもなりますし、やるからには1位とらなきゃ、次に繋がらないのでそういうプレッシャーとかはありますけどね。振り付け、僕です! 今後振り付けの仕事は別途ギャラを交渉したいと思います(笑い)」
※女性セブン2015年9月3日号