韓国が世界に対して振りまくデタラメのなかで「韓国は国際援助に大きく寄与している」というものがある。
高麗大学経済学部教授の李鐘和(イジョンファ)氏によると、「短期間で先進国になった韓国は、今やODA(政府開発援助)の被援助国から援助国となり、多くの開発途上国から『真似したい国家』と認識されている」(6月12日付『中央日報』)そうだ。
だが実際、韓国のODA支出総額は約18億ドル(2013年確定値)に過ぎず、日本(同225億ドル)の8%に止まっている。
さらに韓国軍は2013年11月のフィリピン台風被害でも530名の隊員を派遣し、韓国は「国際機関から多大な評価を受けた」と主張している。だが、現地入りした韓国軍は被災者からも顰蹙を買っていたようだ。在韓ジャーナリストの藤原修平氏はこう語る
「日本の支援で建てられた小学校の復旧作業に従事した韓国軍部隊は、日比友好の証しとして校舎に描かれた日の丸を太極旗に塗り替え、現地の子供を困惑させました」
約1100名の隊員を派遣し被災地支援に尽力した自衛隊は現地の人々から称賛を受けたが、後にフィリピン政府が支援国への謝意を込めて作成した広報ポスターに、韓国の「太極旗」が掲載されることはなかった。
※SAPIO2015年9月号