7月14日(内視鏡の日)から展開されているオリンパスの「家族想いスイッチ」キャンペーン。今回、このキャンペーンに伴うショートムービー「こころのオーディション」が泣けると評判だ。この動画を見ると、リアリティ番組をみるような面白さを味わえるだけでなく、自分の家族についても改めて考えさせられるからだ。
動画は、家族と離れて東京で夢を追いかける若者たちがオーディションという名目で一人ずつカメラの前に立ち「人生でいちばん大切なものはなんですか?」とインタビューされる様子から始まる。彼らは自分らしさや自分を持って表現するなど、若者らしい自分に焦点を当てた回答をする。
しかし次に「あなたの親にとって「いちばん大切なもの」はと親の視点を意識させられる質問をされたことをきっかけに、若者たちの答えが変わっていく。あらためて「ほんとうに大切なもの」について問われると、「うーん…(と考え込む)」「……親です」と答えの焦点が移っていくのだ。
続けて若者たちからは、離れて暮らす親の健康を心配する言葉が次々と出てくる。ふだんは特別に気にしていなくても、いったんスイッチが入ると、やはり家族のことが気になるのだ。
同じような思いを抱いているのは、動画に登場する若者たちだけではない。別々に暮らしている子供は親に健康診断や内視鏡検査についてどの程度「受けて欲しい」と思うかどうか聞いてみたところ、健康診断で79.6%、内視鏡検査で 67.4%もの圧倒的多数であることがわかった(オリンパス調べ)。
また同調査によれば、別々に暮らしている親が健康診断を受ける場合より安心できるのは「健康診断のみを受ける」(25.5%)よりも「健康診断だけでなく内視鏡検査も受ける」(74.5%)方だと答えている。ふだんは気にしていないようでも、いったん考え始めると、離れて暮らす親の健康は最大の気がかりなのだ。
前述のショートムービーにはまだ続きがある。親の体調を気づかう若者たちの様子を、離れて暮らす親たちが「子どものオーディション風景を自宅でモニターしているのだ。その少し年老いた親のもとに、あるサプライズが訪れる。子どもと親、どちらの立場の人から見ても、涙腺がゆるむのは間違いない。
どんなサプライズなのかは、動画を実際に見てほしい。きっと、あなたの中にある「家族想いスイッチ」も入ることだろう。