フジテレビで放送中のドラマ『リスクの神様』(水曜22時~)のファン・ミーティングに、主演の堤真一(51)と共演の戸田恵梨香(27)が姿を見せた。
このドラマは、企業による不祥事や個人の間のトラブルに巻き込まれた人々を救う危機管理の専門家たちの活躍を描く硬派な社会派ドラマだ。
ファン・ミーティングには、番組のファン200名が参加。8月19日に放送された6話の先行試写会も行われ、ファンから寄せられた質問に、堤と戸田が答える形で進行した。
一番多かったという「長い台詞をどうやって覚えているのか?」という質問に堤が、「時間の長さではなくて、1日3時間を繰り返すよりも、1日1時間を3回やるほうが頭に入ってきて定着するんですよね」と語ると、
戸田は、「私は何日にもわけて台詞を覚えるという感じなんですけど、現場でちょこちょこ台詞を見ながら覚えていくというのが多いですね。家ではあまり台本を開かないで、寝る直前にふわーっと見る感じ」と答えた。
また、ドラマのタイトルにかけて「リスクを冒しても手に入れたい、あるいは守りたいこのは?」という質問に堤は、「そもそも危険を冒さず、無理をしないタイプです。闘っている感じがするかもしれませんが平和主義者で、リスクを冒してまで…というのはないですね」とキッパリ。
2013年に結婚し、娘をひとりもうけている彼は、「唯一、子供に関しては命をかけて守るというのはあるけど」と本音も漏らした。
司会の笠井信輔アナウンサーから「確かにね。楽屋にあんなにお子さんの写真を貼る人、いないですよ」と暴露されて照れる場面も。
なんでもパソコンのデスクトップをスライド方式にして娘の写真を流しているそうで、「自分が楽屋にいない時でも(子供の画像が)流れているんです」と、照れ笑い。いいパパぶりも披露した。
戸田は、「私もリスクをなるべく冒したくないほうですが、やっぱり家族は守りたいと思いますね」と、深くうなずいていた。
「共演者の中で敵に回したら怖い人は?」という質問に堤が、「一番やっかいなのは、戸田恵梨香ですね。この人の機嫌が悪くなったら、現場が進まないんじゃないかと思うくらいなんです」と語ると、「うそー! さっぱり理解できない!」と、戸田は絶叫。
この日、27才の誕生日を迎えた戸田に、ファンから「おめでとう!」と声がかかると、「ありがとうございます」と笑顔で答える場面もあり、終始和やかなムードで楽しいファン・ミーティングだった。
撮影■平野哲郎