日本人の2人に1人はがんにかかるといわれているが、女性ががんにかかりやすい部位もある。上位から順に見ていこう。
◇1位 乳がん
30代後半から増加傾向に。日本人の12人に1人がかかり、女性では、大腸がんと並んでかかりやすいがんの1つ。
◇2位 大腸がん
日本人の14人に1人がかかり、死亡率は女性の第1位。死亡者数はかかる人の約半数で、生存率が比較的高いともいえる。
◇3位 肺がん
国立がん研究センターでは、本年、胃がんを抜いて3位になると予測している。また、喫煙者は非喫煙者の2~4倍、リスクが高まるといわれている。
◇4位 胃がん
女性の胃がんは、男性と比較して若い年齢から発症する傾向にあるとされている。
◇5位 子宮がん
子宮体がんと、子宮頸がんがある。子宮体がんは、卵巣ホルモンのバランスの崩れが要因であるといわれており、子宮頸がんはヒトパピローマウイルスの感染が大きな原因とされる。
※女性セブン2015年9月10日号