ブログで藤原紀香(44才)との交際を宣言した片岡愛之助(43才)。そう、すべては3か月前、女性セブンのスクープが始まりだった──。
5月21日の夜9時過ぎに、東京・代官山の和食レストランを訪れた紀香と愛之助。その後、ふたりは店を後にし、紀香の自宅マンションへと帰って行った。この日も翌日も、愛之助は紀香の自宅に連泊。しかも、彼は鍵がなければ開閉できない、マンション駐車場のシャッターを自ら慣れた様子で開け閉めしていた。だが、愛之助はすぐにブログで交際について否定する。
《報道に同棲とか合鍵とありますが、その様な事実は一切ありません。報道を聞いてとても驚きました。藤原さんとは、三年位前から、病院を紹介して貰ったり、健康面の事や、何でも話せる良き友人です》
これには「2つの問題があった」と梨園関係者たちは口をそろえる。
1つめが熊切あさ美(35才)の問題。2013年2月に交際宣言した愛之助と熊切は、同年夏には歌舞伎座近くの高級マンションで半同棲をスタートさせ、結婚秒読みといわれていた。
「紀香さんとのデートが報じられた時、愛之助さんはすでに別れたつもりでしたが、熊切さんと一緒に暮らしていたマンションには荷物も置いてあるし、面と向かってはっきりした別れ話もしていませんでした。それを熊切さんに逆手にとられた愛之助さんは“二股”のレッテルを貼られてしまったんです。
ドラマや舞台などで寝る間もないほど忙しい彼が、紀香さんとは毎日会っていたわけですから彼女への思いは確かにあったと思いますよ。でもそれを公に認めるわけにはいかなかったんでしょう」(前出・梨園関係者)
さらに、紀香にとって大逆風だったのが愛之助の養父・秀太郎(73才)の存在だった。
「秀太郎さんは紀香さんとの交際に反対していました。梨園では妻には、“出しゃばらず夫を立てる”ことが求められます。千秋楽の挨拶だけではなく、楽屋にいらしたかたにお礼状を書き、全国のご贔屓筋のかたたちとのおつきあいも大切。
そういうことを芸能界で華やかな経歴を持つ紀香さんができるのかどうかが心配だったのです。熊切さんに対しても同じ理由で結婚に反対していたのですが、別れたと思ったら、次の人もまた梨園の妻には難しそうな人だったので、その怒りはかなりのものだったそうです」(前出・梨園関係者)
しかし、女性セブンの記事から3か月の歳月がふたりを取り巻く状況を変えていった。熊切は別れを受け入れ、あれほど反対していた秀太郎の気持ちにも変化が起きていた。
「二股騒動がどんなに過熱しても紀香さんはそれについて一切語らず、騒ぎが大きくならないようにツーショットが撮られないように細心の注意を払いながら愛之助さんのことを陰ながら支えていました。洗濯やそうじなど家事をやってあげるだけでなく、炭水化物少なめのヘルシーな料理も作ってあげて。そんな彼女に秀太郎さんは心を打たれたんだそうです。ツーショットがフライデーされたときは、もうすでに交際を認められていたそうですよ」(前出・梨園関係者)
※女性セブン2015年9月17日号