フジテレビの局内で、ある「ポーズ」が大流行しているという。フジの番組制作スタッフが身振りを交えて説明する。
「いま、ウチの局内では右手の親指を立てて、指先を下に向ける『バッディ』ポーズが流行っています。『グッディ』があまりに酷い視聴率なので、何か悪いことがあったらこのポーズで“本当にバッディだよ”と自虐的に使っている(笑い)」
フジが社運をかけて3月末からスタートさせた情報番組『直撃LIVEグッディ!』(月~金・1時55分~)。MCに安藤優子(56)を起用し、同時間帯の人気番組『ミヤネ屋』(日本テレビ系)を脅かす存在になると目されていた。
しかし、放送開始直後から視聴率は超低空飛行。7月14日には過去最低の1.1%を記録し、番組の“顔”であるMCの安藤への風当たりも強まっているという。
そんな『グッディ』のエンディングは、出演者全員が右手の親指を立てるポーズで締めるのがお決まり。冒頭の『バッディ』ポーズは、それを逆さにして番組を揶揄したものだ。
「局員が看板番組をここまでコキ下ろすことは珍しいですが、何しろ安藤さんは高額なギャラを貰っているわけですから、そんな声が出る気持ちもわからなくはありません」(同前)
さらに彼女を追い詰めるこんな噂が局内を飛び交っているという。別のフジテレビ社員が声を潜めて話す。
「『グッディ』が1年で打ち切りになるかもしれない、という見方もある。低視聴率が続けば、安藤さんはBSの報道番組に“フェードアウト”なんてことになるかもしれません」
周囲の雑音を黙らせるためには、視聴者からの信頼を勝ち取るほかない。
※週刊ポスト2015年9月18日号