芸能

ブラタモリ出演者 「段差」の魅力から意外な歴史繋がり発見

自らを「ダンサー」と自称するタモリ

 街歩きの達人タモリ(70才)が、自由気ままに全国各地の街をブラブラする人気番組、 NHK『ブラタモリ』。ほかのお散歩番組とはひと味もふた味も違う、ゆる~い雰囲気とマニアックな魅力で注目されている。

 なかでも、タモリの段差へのこだわりには度肝を抜かれる。

「高低差のないところになんの興味もなし」と言い切り、自らを“ダンサー”と自称するほどの“段差オタク”のタモリ。段差を見ればその街の成り立ちもわかるという。

 そして、ほぼ準レギュラーの東京スリバチ学会・皆川典久さんは、タモリも認めるダンサー。

「街中で出会う段差や高低差には、歴史上そうならざるを得なかった事情が隠されています。その謎を解き明かしていくうちに、意外な過去や歴史のつながりが見えてくることがある。不思議に思った段差や高低差が、ミステリーへの入口だったりするのが面白いんです」

 京都高低差崖会・梅林秀行さんは、高低差話でタモリと意気投合。

「高低差のある場所は、町がちょうど切り替わるところ。そこでは、街全体を見渡せるというという高台の良さと、坂を上ることを楽しむという低地の良さの両方が味わえます。坂や段差があると、街に陰日向ができ、表情が生まれるんです」

 こんなダンサーたちのマニアックな会話が、本番組の魅力となっているようだ。

※女性セブン2015年9月24日号

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン