若年層からシニア層まで、ダイエットに励む女性はどの世代にも少なくない。なかでも10代から20代前半の「ダイエッター女子」の間では、Twitterを使ったダイエット方法が広まっているという。例えば、女子高生のAさん(17歳)は、ダイエットを成功させるためにTwitterで仲間を見つけて交流しながらモチベーションを維持しているという。
「一人でダイエットするのが大変だから、Twitterでダイエット仲間を見つけて励まし合っています。こういう仲間を見つける方法は簡単で、自分のメインのアカウントとは別にダイエット専用のアカウントを作って、体重計に乗った画像を載せたり、食べたものを記録したりするだけ。アカウント名に『@diet垢』とつけると、同じようにダイエットに励む女の子がフォローしてくれる。そこから交流が始まって、お互いにダイエットを頑張れるようになるんです」(Aさん)
「垢」とはTwitter上で使われる「アカウント」の略称だ。現在、大学1年生の女性Bさん(19歳)も、Twitterでダイエット仲間を見つけて、3キロの減量に成功したと話す。
「高校の時からダイエットアカウントを作っていて、そこでたくさんのダイエッター仲間ができました。アカウント名は、名前+『@diet垢』にしています。他にも『@ダイエット垢』だったり、『@-3kgめざす!』と付けている子たちは、たいていがダイエット仲間を探している子です。
私は食べたものをその都度報告して、足の太さの変化がわかるように写真を載せたりしています。そうするとフォロワーの子たちが『めっちゃ励まされました』、『それ採り入れてみますね』という感じで応援してくれるんです。自分一人でダイエットが成功しない子は、仲間を作ると良いと思います」(Bさん)
目的別にアカウントを開設し、お互いに励ましあいながらダイエットを成功させる。若い世代の女性特有のSNS活用術と言えるかもしれない。