世界一の日本酒が決まる『SAKE COMPETITION 2015』の表彰式に、サッカー元日本代表の中田英寿氏(38)と、女優の和久井映見(44)が出席した。
今年で第4回を迎えるこのコンペは、日本全国の335蔵が参加。世界最多の1028点もの日本酒が出品され“世界一おいしい”日本酒ランキングが9月14日、発表された。ゲストプレゼンターとして登場した中田氏は、5年間で250の酒蔵を訪れたというほどの日本酒好き。
「興味を持って始めたら、全部行きたいという性格なので、日本には今1200~1300の酒蔵があるので、できれば全部、行ってみたいですね」と語った。
また、お酒のたしなみかたについても、中田氏はこだわりがあるようで、「今のぼくは、酔わない。酔わない程度に気持ちよく飲むのもマナーのひとつだと思います。酒にまつわることは若い頃すべて経験したから」と、意味深な発言。いったい何があったのか、気になるところだ。
一方、『純米酒部門』のプレゼンターとして和服で登場した和久井は、「20年近く前に日本酒と出合いました。そして去年、その酒蔵の久須美酒蔵さんに中田さんとお邪魔させていただくというご縁をいただきました。その時に、お酒を作るかたの真摯な心に触れ、ものすごく神聖なものを感じ、ちゃんとご縁を繋ぐものだと思いました」と語った。
ちなみに、久須美酒蔵というのは、和久井が初主演を果たした連続ドラマ『夏子の酒』(フジテレビ系)のモデルになった酒蔵でもある。
お酒は酔うほどたくさんはのまないという和久井は、日本酒女子会の経験はないのだとか。
それでも、「女性ならではのいろいろな料理を囲みながら、男性がいないところのほうがくだけた話ができると思うので、これから経験してみたい」と意欲的。
さらに、「日本酒はいろいろな人が長い時間をかけて、皆さまの元に届けるもの。食事のときや仕事を終えて一杯、打ち上げとか、みんなを温かい心にしてくれるものなので、いろいろなお料理を囲みながら飲みたいですね」と語った。
柴咲コウ(34)と交際の噂のある中田氏は、記者から「女優さんとお酒を飲む機会はありますか?」と聞かれると、「飲みたいなと思いますね。そういう機会があれば和久井さんとも」と微笑みながら答えた。
今回の表彰式では、「純米酒 部門」は、磯自慢酒造の『磯自慢 特別純米 雄町』が、「純米吟醸部門」は、 仙台伊澤家勝山酒造の『勝山 純米吟醸 献』が、「純米大吟醸部門」は、鶴乃江酒蔵の『会津中将 純米大吟醸 特醸酒』が、「Free Style部門」は、酒井酒造の『五橋 極味伝心 生もと木桶造り 純米大吟醸』が、それぞれ1位に輝いた。