当代きってのイケメン俳優・歌手の福山雅治と女優・吹石一恵の電撃婚。交際期間は5年ともいわれるが、なぜこのタイミングでゴールインしたのか?に注目が集まっている。
2人の出会いは、2001年3月発売の情報誌『an・an』で、当時18才の吹石を“高校卒業記念”として、カメラを得意とする福山が撮影するという企画。その後、2012年1月に写真誌『FRIDAY』が、福山の自宅マンションに通う吹石の姿をキャッチして熱愛が取り沙汰されたこともあったが、双方の事務所が交際を否定したこともあり風化していった。
「電撃婚」と大きな注目を集めているが、実際のところは結婚に至るまでの道のりは用意周到に計画が練られていたようだ。
芸能評論家の三杉武氏はこう指摘する。
「福山さんといえば、今年3月に足かけ23年間続けていたラジオ番組『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル“魂のラジオ”』を終了したわけですが、当時からコアなファンの間では『もしかすると結婚!?』なんて噂も出ていました。同番組は土曜日深夜の生放送で、売れっ子の福山さんにしてみれば、体力的にもスケジュール的にもかなり負担は大きかったと思うのですが、本人の強い“ラジオ愛”に支えられて長年継続されてきました。
それが突然、このタイミングで終了となったからには、よっぽどの理由があるんだな、と。しかも、番組の“名物”ともなっていたのが、下ネタトークでしたからね。さすがに結婚して子供ができたら、同じテイストでは続けられないでしょう」
さらに、三杉氏は昨年12月に神奈川・パシフィコ横浜で行われた初の男性限定ライブ「男の、男による、男のための聖夜にして野郎夜(やろうや)!」についても言及する。
「男性ファンもいるとはいえ、女性ファンの方が圧倒的に多い福山さんが、あえて初の試みとなる男性限定ライブをやった背景には、福山さんサイドによる結婚後を見据えての“検証”という狙いもあったかと思います。福山さんクラスになれば、結婚したからといって一気に人気が落ちるようなことはないでしょうけど、多少なりとも女性ファンが離れるのは否めない。独身時代以上に同性ファンからの支持は、人気を維持するうえで大きなものになっていきますからね」
振り返ってみれば、ラジオ番組の終了と男性限定ライブの開催という2つの大きなターニングポイントは、結婚に向けての“序章”だったとも受け取れる。
ある音楽関係者は声を潜めてこう語る。
「ぶっちゃけた話、福山さんに関しては所属レコード会社の人たちも含めて、ブレーンや側近のいわゆる“チーム福山”のスタッフ以外にほとんど情報が漏れず、その動向についてはほとんどベールに包まれているのですが、以前から『デビュー25周年の今年は大きなプロジェクトがあり、水面下で進んでいるらしい』という噂は、ありました。確かに大きなライブを開催したり、新曲も出すなど、それなりの動きはありましたが、正直『こんなもんか』と思っていたら、まさかの結婚でしたからね。ラジオ番組の終了や男性限定ライブも、吹石さんとの結婚に向けての“布石”と考えれば合点はいきますね」
出会いから10年、吹石の33回目の誕生日にゴールインを果たした福山。結婚までの過程には自身が演じた人気ドラマ『ガリレオ』の天才物理学者・湯川学ばりの緻密な計算があった!?