今年、デビュー15周年を迎えた演歌歌手の山内惠介(15)。NHKホールで開かれた記念リサイタルは歌に寸劇に握手会に、盛りだくさんの内容だった。そのサービス精神はステージを降りてからも変わらず、取材記者の評判も上々。演歌界の貴公子にますます心奪われていく女性記者らの座談会をお届けする。
T美:今年ももう、あと3か月。早いわねえ…。
I代:やだ! もうそんな時期なのね。ついこの前、『紅白歌合戦』の取材にいった気がしてたのに…。
S子:あっという間に次の紅白よ…。そろそろ、司会者や出場者の噂が聞こえてくる頃ね。
T美:紅白といえば、この前、NHKホールで“演歌の貴公子”山内惠介さんが15周年記念リサイタルをやったのよ!
S子:最近、テレビにもよく出てる、“惠ちゃん”ね! ファンのお姉さまがたの熱狂ぶりがすごいわよね!!
I代:デビュー15周年って、意外と長いわね。いまの年齢から計算すると、17才でデビューしたってこと?
T美:そうよ! 高校生でデビューして、演歌ひとすじ。リサイタルの途中で、デビュー時から今までの写真を紹介するコーナーがあったんだけど、とにかくここ2、3年色気が増してるのよ。
S子:確かに、普段の優しい感じと、ここぞというときの流し目のギャップは、クラっと来ちゃうわね…。でも、演歌のリサイタルってどんな感じなのかしら? 私、行ったことないのよね…。
T美:私も、今回初めて行ったんだけど、すごく盛りだくさんなの。最初は、歌舞伎みたいな口上から始まって、衣装もどんどん変えていくの。途中、寸劇とか、お客さんとの会話のやり取りとかもあったりして…。
I代:へえ、面白そう! でもそれを、ひとりでやるんでしょ? 大変そう…華奢なかただし、大丈夫だったの?
T美:3時間あったんだけど、ずっと笑顔のまま! あとは、ソロコンサートだったんだけど、スペシャルゲストとして、水谷千重子さんが来てた(笑い)。
S子:あ、そういえばこの前、デュエットの曲を出していたもんね。
I代:でも、3時間歌ったあとに、握手会もあったんでしょ? 本当に、ファン想いなのね…。
T美:そうね。ファンのかたがたも、当日券を買うために、午前中から並んだり、遠方からいらしたりしてたんだけど、やっぱりその“神対応”にメロメロみたい。しかも、惠ちゃんは、私たち記者にも優しいのよね。
S子:朝から、楽屋入りの写真を撮らせてもらったんだっけ。
T美:そうなの。初めてのNHKホールでのコンサートで、しかも15周年を締めくくる重要なイベントの直前だから、本当は緊張していただろうに、カメラを向けた私たちに、「(写真を撮る枚数は)それだけでいいんですか?」って気を使ってくれたり、顔を覚えていてくれて「いつもありがとうございます!」って笑顔で挨拶してくれたり…。
S子:朝からそんな素敵な対応されたら、応援せざるを得ないわね。
T美:そうなの! やっぱり惠ちゃんは“紅白”出場が念願で、「当日は今から空けてます」っていうのよ。だから…。
I代:私たちも当日、惠ちゃんのために空けておくしかないわね!