大阪・松竹座での公演に続き、東京・日生劇場で公演されていた舞台『少年たち』。刑務所内で繰り広げられるストーリーで、東京公演で収監されている少年たちを演じたのはSnow ManとSixTONES。そして看守役を務めたのは関西ジャニーズJr.の3人。関西とは全く違った空気感の中で、どう自分たちを見せていくのか…と、とまどいながらも全力で舞台に立ち続け、東京にしっかりと爪跡を残した。そんな関西ジャニーズJr.の室、向井、西畑の3人から舞台の思い出を聞いた。
■室龍太(26才)
『少年たち』では看守長の役やったんです。おれ自身にはあんな冷酷な要素は一個もないんですが(笑い)、稽古含めて約3か月やり続けてる今、普段でもキレキャラになりかけてて怖いんです。警棒で脚をけがしたんで、ガーゼ切るのにホテルではさみ借りようとしたら取りに来てって言われて、一瞬「なんで??」って(笑い)。危ない危ない。
先日は関ジャニ∞の丸山くんが見にきてくれて「もっとネチっこくやってもええんちゃう? 『デビルズ・ダブル』って洋画見たら?」ってアドバイスくれて、めっちゃ感動しました。
東京のJr.ではSnow Manの宮舘くんをイジって楽しんでます。ノリがよくておもろいんです。SixTONESの樹は帽子とったおれの髪形がマークに似てるって、「あれ、スポンサー、NIKEですか?」ってイジってきます(笑い)。冬は松竹座での「X’mas Show2015」決まりました! 長いスパンでの仕事がわからないのは不安やけど、今ある1つ1つの仕事を誠実にやっていけば見てくれる人は見てくれるはずやから…そう思って今は与えられた仕事を全力でやり続けます!
■向井康二(21才)
松竹での舞台は自分たちで作り上げてきた感があったんですけど、東京は最初アウェーでリハーサル中はずっと緊張してました。でも始まってからSnow ManとSixTONESが舞台前に握手してハグしてるのを見て、ぼくも仲間に入れてもらったんです。それから一気に緊張感がとれて、ホームになった感じがしました。
Snow Manは今回初めて共演させてもらったんですけど、最初名前と顔が一致しないメンバーがいて(笑い)。名前隠して写真見る…みたいなテスト勉強みたいなことをしてました。今はバッチリですよ! 岩本くんはちょっと怖いイメージがあったんですけど、舞台中にウインクとかされると、とろけてしまいそうにかわいいです。阿部ちゃんはかまってちゃんですよ。自分がそうなんでわかります(笑い)。
アドリブはね、最初必要ないって言われていたんですけど、やっぱり関西人、笑いとってなんぼなんで、笑わせにいきましたね~。途中からSnow ManもSixTONESもアドリブ入れて来るようになって、その笑いがどんどん重なって盛り上がっていくのも、ぼく的には嬉しかったです。
■西畑大吾(18才)
松竹と日生では役が違ったけど、どっちもやりがいありました。日生では多めの休憩時間でいつも復習して、役と向き合ってました。Snow Manの岩本くんも袖でいつも台詞を練習しててすごい。公演前は握手やハグしてたんですが、岩本くんだけ「よろしくう!!」って言い方がクールでカッコいいんです。
Snow Manはいかついイメージあったけどみんなめっちゃ優しい。ぼくはアクロバットができないので憧れですね。最近関西Jr.がバラバラになったとか、よく言われるんですけど、あったグループがなくなったとか、正直ぼくたちには関係ないと思ってます。
Jr.って仲間だけどライバルやし、今あるグループでデビューできるって保証はどこにもない。ぼくはセンターでも端っこでも位置は気にならへんし、この仕事は何があるかわからへんから与えられた場所を全うするだけです。そういう意味でも、顔は童顔ですが、中身は悟ってるおじいちゃんって言われちゃうのかな(笑い)。
※女性セブン2015年10月15日号