10月5日の夕刻、元チェッカーズのリーダー・武内享(53才)は都内自宅前で女性セブンの取材に応じた。
「ふたりからは手紙をもらいました。弁護士を通じて、“キレイになって帰ってこいよ”って伝えたら、あいつら泣いてたみたいで…。おれがちゃんと見てればよかった」
武内の長男・健太容疑者(21才無職)が大麻取締法違反容疑で逮捕されたのは9月30日。都内自宅マンションで、弟(18才)に大麻0.5gを譲り渡した疑いが持たれている。弟はその大麻を目黒区内の高校で同級生に売った疑いで、すでに同9日に逮捕されていたことも判明した。
ワイドショーは一時騒然となったが、武内は取材の場を設けず、自身のブログで謝罪した後は予定通りライブツアーをこなしていた。
「長男は武内さんとは別のマンションでひとり暮らしをしていました。ヒップホップ歌手を目指していたようですが、実際はフリーターで、家賃も武内さんが出していたそうです。捜査員によれば、彼は6年前、実家にいた時から大麻をやっていたそうです」(スポーツ紙記者)
そんな長男から大麻を仕入れて売りさばいていた次男も、近隣では有名だった。
「高校生なのに派手な茶髪でね。本当に学校に通っているのか疑問でした。目つきも悪いし、挨拶もしない。武内さんはどういう育て方をしているのかな、と」(近隣住人)
大豪邸で何不自由なく育ったタレント二世が浮き世離れするのはよく聞く話。そうならないよう教育するのが親の責任である。武内はそれができない“バカ父”だったといわれても仕方あるまい。
再び武内本人の弁。
「おれと息子ら、仲はいいんです。会話もあるし、コミュニケーションは充分取れているという自負があった。でも、あいつらが大麻やってるなんて、まったく知らなかった。責任取って仕事をやめることも考えたけど、それはやっちゃいけない。ふたりと向き合う環境を作るためにも、おれが潰れちゃダメなんだ。薬物は再犯率が高いですから。おれが命をかけて更生させます」
※女性セブン2015年10月22・29日号