現在公開中の映画で、話題になっているキスシーンがふたつある。ひとつは『ヒロイン失格』。ヒロイン・はとりが、幼なじみの利太と、学校一のモテ男というふたりのイケメンの間で揺れ動くラブストーリー。劇中、利太を演じる山崎賢人(21才)は、キスを奪われたり、奪ったり、時に優しく、時にセクシーにキスを使い分けるのだが、真っ暗な映画館では黄色い声がこだますることもあるという。
そしてもうひとつは『ピース オブ ケイク』。恋愛下手なヒロインとレンタルビデオショップの店長の「大嫌いだけど、大好き」な恋愛事情が描かれる。
でも、話題のキスシーンは、このふたりのものではない。居酒屋で酔っ払ったヒロインが、イケメン同僚と、トイレの前で「気持ちいい」からといたしてしまう“ベロチュー”だ。舌を絡ませているせいか、濃厚キスのあと、唾液が糸を引くほどなのだ。
この同僚を演じているのが菅田将暉(22才)。そして山崎と菅田は家族ぐるみの大親友としても知られている。
出会いは2011年のドラマ『ランナウェイ』(TBS系)。その後『麒麟の翼』『35歳の高校生』など共演作が続き、今に至る。
「互いに人気俳優となりましたが、忙しい合間にお泊まりしあったり、ブログにツーショットをのせたり、とにかく仲良し」(芸能関係者)
そんなふたりだが、いろんなところでライバルとしてしのぎを削っている。たとえば、朝ドラ。ともにNHKの連続テレビ小説に出演経験済み。山崎はつい先日最終回を迎えた『まれ』でヒロインの相手役を好演し、平均視聴率は19.4%を記録した。一方の菅田は、『ごちそうさん』で杏(29才)演じるヒロインの息子役で登場。こちらの平均視聴率は22.4%だった。
また山崎も菅田も高いファッションセンスがオシャレ業界でも話題。ふたりとも古着を取り入れたスタイルが得意だそうだが…。
「菅田さんのほうが一歩上という感じですね。山崎さんは菅田さんの自宅に泊まりに行くと、自分の服を置いて、菅田さんのクローゼットからお気に入りの服を選んで着て帰るほどですから」(ファッション誌関係者)
※女性セブン2015年10月22・29日号