初の主演舞台となる『少年たち』の公演を終えたSnow Man。SixTONES、関西ジャニーズJr.の3人と切磋琢磨しながら作り上げた舞台は、生涯忘れることのできない舞台になったと口をそろえる。そんなSnow Manの6人に話を聞いた。
■岩本照(22才)
「初オリジナル曲『ZIG ZAG LOVE』には、たくさんのアクロバットの技が詰まっています。でもまだまだできる技もあるし、これに満足しちゃいけない。もっと努力したいし、初心に返ってこれからも練習していきたい。
他のグループよりもこれをしたいとかじゃなくて、自分たちを自分たちで超えたいんです。指で『Z』を作るポーズは、お客さんも一緒にできるフリがほしくておれが考えて。後半は一緒にやってくれる人も増えてうれしかったですね。
囚人番号は、10月で事務所に入って9年、9月の舞台なので09。それに、あと一歩まで俺たちは来てるよって意味も。…ちょっとカッコイイこと言っちゃいましたけど、そんな感じです(照れ笑い)。足りない『1』の価値をどのくらいまで高めることができるかは、自分たち次第だと思うんです」
■阿部亮平(21才)
「『少年たち』でのぼくの役は、以前A.B.C-Zの戸塚くんが演じた脱獄計画を立てる役。偉大な先輩の後だし、長台詞も初めてで不安でした。指示を出すときは、まさに今、作戦を考えているように見えることを意識しました。“頭がキレすぎて周りがついてこられなかった”という台詞は、頭がいいことを強調したいと途中で変更になって。
“キャラ濃かったね”って感想をいただいて、達成感がありました。オリジナル曲をもらったことは、グループとして大きな一歩。6人とファンの皆さんにとって、とても大事な曲です。衣装も一人ずつ違うデザインで、スタッフさんの愛を感じました」
■深澤辰哉(23才)
「主演はたくさんのものを背負っているんだ、と自分たちがやらせてもらい改めて感じました。プレッシャーが体にきたのか上演中はずっと痛み止めの薬をのんでいたんですが、お客さんもたくさん来てくれて、とてもやりがいがありました」
■渡辺翔太(22才)
「初主演だし、アドリブで物語を大きく崩さずにやろうとみんなで話し合って臨んだ舞台。体力的には自分たちの曲がいちばん大変で。見る人に隙を与えないことが曲のテーマ。ジャニーズのアクロバットの概念を覆す…というのはおこがましいですが、きれいより荒々しく、たくさんの技の組み合わせがポイントです。囚人番号『55』は、誕生日の11/5の11と5の最大公倍数」
■宮舘涼太(22才)
「舞台が決まって、舞台が決まって、やるからにはぼくたちしかできないものを見せたかったので、多少無理してでも集大成を見せていこうって思いは、千秋楽まで変わることなかったですね。SixTONESと舞台に立つとピリッとした空気になるんです。今まで味わったことのないものだったので、刺激になりました。
舞台中バンドをしながら歌い、台詞を言う『風の子一等賞』というのがあるんですが、これはKis-My-Ft2やA.B.C-Zもやった曲。それをぼくたちができたことがうれしかった。観覧に来てくださった先輩がたから直接意見を聞くことも今までそんなになかったので、一言一言がとても貴重でうれしかったです」
■佐久間大介(23才)
「今回初めて公式の個人グッズもあって、オリジナル曲も歌わせていただいて、メインなんだってことが実感できましたね。舞台上でも爪跡を残したくて、やりたいことをやらせていただきました。台本上では役柄に設定があったんですけど、自分の色を出していきたいなと思って、アニメオタクってのを前面に出していきました。
後悔はしたくないから、やりたいことは全部やらせていただきました。阿部ちゃんとのシーンがあるんですけど“お前がやりたいことやっていいよ”って言ってくれたから、大船に乗ったつもりで、毎回楽しんでました」
※女性セブン2015年10月22・25日号