芸能

松本潤 新アルバム『Japonism』は自分たちなりに回顧した作

 嵐の14枚目となるニューアルバム『Japonism』がリリースされた。昨年デビュー15周年を迎えた嵐が、今まで歩いてきた道を振り返りながら、嵐、ジャニーズ、日本を改めて見直し、今だからこその思いを込めて作り上げた作品だ、と松本潤(32才)は語ってくれた。

 今回のアルバム『Japonism』は“日本=感謝”というテーマになっている。

「去年は15周年でライブをやって。新しいものをやるよりもう一回、自分たちがやってきたことを回顧するっていうことをやりたいなって思って。

 そもそも日本って、今改めて振り返ってみたらどういうふうに見えるんだろう? とか、グループが15周年を迎えて、ジャニーズってどういうものかなぁっていうのを思ったときに、懐かしく見えるのか新しく見えるのか? やっぱりジャニーズっぽく思えるのか? 人それぞれだと思うけど、そこに明確な答えがないかなって思ってつくったのが今回のアルバムですね。

 だから、『日本とは』とか『これが日本のエンターテイメントだ』みたいな打ち出し方をしたいわけじゃ決してなくて。自分たちが自分たちなりに回顧したアルバムとなっています」

 初回生産限定盤の中には1985年発表の少年隊のデビュー曲『仮面舞踏会』のカップリング曲で、多くの後輩たちにカバーされているお祭りソングの快作『日本よいとこ摩訶不思議』(作詞・作曲:野村義男)を今回嵐が改めてカバーしたものが、ボーナストラックとして収録されている。

「日本+ジャニーズってどういうふうに見えるんだろう…って話し合ってた時に、ぼくたちの聴きなれたこの曲があって、それをカバーさせていただけるのであればぜひ! ということでカバーさせていただきました」

 11月からはアルバムを引っ下げてのツアー『ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism』(11月6日、ナゴヤドームから)もスタートする。

 メンバーの中心となり構成を担当している松潤は「相変わらず気づいたら10時間打ち合わせしていることもしょっちゅうある」という。先輩後輩の舞台にも顔を出し、研究を怠らない。

「ぼくらってあんまりJr.と接点がないんだけど、何か一緒にできたらいいなって思ってます。ただ、自分たちがメインで一生懸命出ようとしている中で邪魔してもいけないな…とも思うんですよね。でもジャニーズってものに向き合うためにも、何かできたらな」と、松潤なりの思いをはせた。

※女性セブン2015年11月5日号

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