愛知県名古屋市を拠点に50年近く霊能者として活動する沖紘子さんは、「名古屋の神様」として芸能界や政財界でもよく知られる存在である。松田聖子や早見優などの名付け親であり、寺島しのぶも芸名の相談をしたという。
いわば命名のスペシャリストである沖さんは、世界でひとつの名前だから、かっこいいから…そんな理由から子供にキラキラネームをつけてしまう人や、ひらめきでパッと名前をつけてしまう人に対し、こう話す。
「犯罪や事件に巻き込まれている子供たちの名前を見ると、すごく生命力が弱かったり、その子の親が感覚でつけた名前だということがすぐにわかります。
名前は子供の人生をある程度決めるもので、単なる符号ではありません。名前自体に生命力があります。ですから子供に名前をつけるときは、持って生まれた能力を引き出し、よりよい人生を導いていく名前をつけてあげないと」
※女性セブン2015年11月5日号