【書籍紹介】『スクールカーストの正体 キレイゴト抜きのいじめ対応』堀裕嗣/小学館新書/821円
現役の中学校教師が、学校内での生徒の序列「スクールカースト」を通して、いじめがどのように起きるかを分析。最近は、上のカーストが下のカーストをいじめるケースは少なく、同じカースト内で行われることが多い。
その場合、いじめの被害者と加害者が入れ替わることも珍しくなく、教師の対応も難しくなっているという。そのほかにも、LINEはずしが起きるプロセス、突然キレる生徒が増えている理由なども解説してあり、子供たちに今何が起きているのかがよくわかる。
※女性セブン2015年11月12日号