ライフ

体育会系の「修造」社員 病欠電話に「風邪はひきながら治せ」

 2015年入社の新入社員が選ぶ「理想の上司」調査で、男性の上司の1位に選ばれたのが松岡修造。熱血漢として知られ、「やる気を引き出してくれそう」なのがその主な理由。でも、身近にいる“修造社員”はトゥーマッチで厄介な場合が多く、「理想」からはほど遠いようで……。OLさんたちが自分の周りにいる“修造社員”について語り合いました。

 * * *
みり(IT・31歳):スポーツ中継になると湧いてくる修造。ウチの会社にも、“修造社員”がいるんだけど、これが厄介で……。

さき(メーカー・29歳):ウチの課長がまんま“修造課長”。彼主催の勉強会ってのが月イチであるんだけど、参加しないと「情熱がない!」「若い連中はこれだから」とグチグチグチグチ。肝心の勉強会もデータなしエビデンスゼロで、「営業は情熱」って語られるだけ。みんな、うんざり。

まこ(商社・28歳):ウチの部長もそのタイプ。しかも外国帰りだから、修造にルー大柴が加わったスキのない濃さw 「仲間をリスペクト」「エンパワーメントが成果を決める」とか、わっけわからない。

れな(メーカー・28歳):激アツの修造タイプは、ともするとパワハラに寄りがち。隣の部の課長はすれすれだね。「一生懸命なら疲れない!」とか「努力はかっこわるくない!」とか「かっこわるいのがかっこいい」とか禅問答を繰り返した挙げ句……。

さえ(流通・27歳):“サビ残”強要でしょ?

まこ:「体育会系」の押しつけも立派なハラスメントだよね。前の部長が完全にそれで、男のメンバーは週末ゴルフやテニスに付き合わせる。挙げ句に、始業前に部長開発の「オリジナル体操」を全員でやらされるようになっちゃってさ。

さえ:何なの、それ?

まこ:部長が編み出した、仕事に効くストレッチらしい。最初は肩こりとかによくて好評だったの。ところが、調子こいた部長が日に日に難度を上げたもんで、始業前からグッタリ。

れな:そういう部長ってさ、病欠の電話しても「病は気からだ。風邪はひきながら治せ!」とかわけわからない精神論いって、出社させたりしない?

まこ:するする~。「自分の体をマネージするのも勤め人の役目。お前はそれもできないのか!」とかうっせーから、這ってでも行くしかない。

※週刊ポスト2015年11月6日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
「衆参W(ダブル)選挙」後の政局を予測(石破茂・首相/時事通信フォト)
【政界再編シミュレーション】今夏衆参ダブル選挙なら「自公参院過半数割れ、衆院は190~200議席」 石破首相は退陣で、自民は「連立相手を選ぶための総裁選」へ
週刊ポスト
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波も(マツコ・デラックス/時事通信フォト)
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波、バカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』配信&DVDへの影響はあるのか 日本テレビは「様々なご意見を頂戴しています」と回答
週刊ポスト
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
もし石破政権が「衆参W(ダブル)選挙」に打って出たら…(時事通信フォト)
永田町で囁かれる7月の「衆参ダブル選挙」 参院選詳細シミュレーションでは自公惨敗で参院過半数割れの可能性、国民民主大躍進で与野党逆転へ
週刊ポスト
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
NEWSポストセブン