初回視聴率は16.1%。第2話は、日本シリーズや、高視聴率を記録し続ける『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が裏番組だったにもかかわらず、第1話超えの17.8%を記録した。そして第3話は18.6%‼
小さいながらも高い技術力を持つ町工場が、大手企業に技術をパクられ、さらに特許侵害で訴えられるも、夢に真っすぐな思いをぶつけ、見事勝訴する──物語の鍵となっているのが“特許”だ。
念のためおさらいすると、特許とは、新たな技術を開発したものに独占的な権利を与えるもの。せっかく開発した技術について特許を取っておかなければ、模倣品を排除することはできない。特許を取っておけば、一定の期間その技術を独占することができるというわけだ。
出願したいものがある場合、特許庁のHPにあるガイダンスに従って申請すればいいが、それですぐに審査へ進むわけではない。
「出願した時に1万5000円、審査に必要な手数料が平均約16万円かかり、これを支払って初めて審査が始まります。そして平均19か月の審査を経て、特許がおりたらそこで登録手数料として約1万円(3年分)かかる。つまり特許がおりるまでにかかる初期費用は計18万5000円となります」(特許関係者)
登録4年目以降、適宜、手数料が発生するが、その金額もケースバイケースという。
※女性セブン2015年11月19日号